お尻の筋肉（大殿筋）が弱いせいで、ももの後ろの筋肉を普段から使い過ぎて硬くなっています。
正しくは、股関節が先に動いて、最後に腰が曲がります。
しかし、ハムストリングが硬くなると前屈しにくくなり、腰が前に曲がり過ぎて痛みの原因となります。
さらに腰も丸まりやすくなってしまい、腰の筋力不足も痛みの原因にもなります。
この症状の方は腰の筋肉（起立筋）が弱っていますので、そこをマッサージしてしまうと症状が悪化するケースもあります。気をつけて下さい。
| 緩めるべき筋肉 | 鍛えるべき筋肉 |
| ハムストリング | 大臀筋 |
| 腹筋群 | 起立筋 |
比較的男性に多い
座っているより立っている方が楽
腰椎椎間板ヘルニアになりやすい
もしくは併発している
（片足の「後面」に痺れ→ヘルニアの疑い）
その1
大臀筋のトレーニング
1日5秒を5～10回×2～3セット。1ヶ月以上継続し、その間腰の痛みが無ければ治療を終了とする。
【ルール】
トレーニング中に腰の痛みが出現する場合、腰に力が入る感覚が強い場合、もも裏に力が入る・つってしまう場合、大腿四頭筋のストレッチを1～2週間継続してから、再びチャレンジする。
その2
大腿四頭筋のストレッチ
1日1分×3回。うつ伏せで膝が90度以上、容易に曲がるようになるまで（1～2週間）行い大臀筋のトレーニングに移行する。
【ルール】
腰の痛みが出ない範囲で行う。強いストレッチは逆効果となるため「あ、伸びてきたな」程度のストレッチに留める。
以上のエクササイズは
腰痛予防として継続して頂くことを
推奨致します。