とんとん整骨院

痛みを感じる原因 内旋変位

胸筋(大胸筋)、脇の筋肉(大円筋)、腰から肩にかけての筋肉(広背筋)、が短く固まっているため、腕の骨が内側に引っ張られ、腕の骨が常に内側に捻られていることが痛みの原因です。

腕を外に捻る筋肉(棘下筋)が弱っているため、内と外でバランスが崩れ、関節を正常な位置に保つことができなくなっています。

内旋変位の説明
緩めるべき筋肉 鍛えるべき筋肉
大胸筋 棘下筋
大円筋
広背筋

痛みが出やすい人の特徴

通常でも動作中も脇が開き
肘が外側を向いている

日常生活で、上記動作が多い

治療方法

その1
ウォールスライド
(関節の位置を正しくする)

1日10回×3セット。抵抗感なく、可動域いっぱいに動かせるようになるまで(3~4週間)行う。

その2
棘下筋のトレーニング

1日30回×3セット。非常に負荷の軽いトレーニングなので、無理に負荷をかけようとする必要はなく、強い負荷はむしろ悪化する可能性があるということを覚えておく。「ジワジワ効いてるなあ」程度のトレーニング感が最適である。

その3
大胸筋のストレッチ

大円筋のストレッチ

広背筋のストレッチ

1日1分1回。ウォールスライドが容易にできるようになるまで(1週間~2週間)行い、痛みの出現や再発がなければ、終了とする。

【ルール】

過度なストレッチは、筋肉や関節を痛める可能性があるため、「あ、伸びてきたな」程度のストレッチに留める。

【注意すること】

ストレッチ中、肩に痛みが走る場合は、痛みの出ない範囲で行う。

そうすると伸長感がないという場合は、さらに2週間棘下筋のトレーニングを行ってからストレッチを開始する。

指定期間、指定回数行っても痛みが全く引かない、もしくは悪化する場合、お近くの医療機関の受診をお勧め致します。

以上のエクササイズは
肩痛予防として
継続して頂くことを推奨致します。

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