肩の大きな筋肉(三角筋)が、肩を安定させる筋肉(ローテーターカフ)よりも過剰に機能してしまい、肩関節で骨同士がぶつかってしまっています。
「なで肩」も、この症状を誘発させる原因の一つですので、「首肩コリ→なで肩」の改善も必要な可能性が高いです。
緩めるべき筋肉 | 鍛えるべき筋肉 |
三角筋 | ローテーターカフ 棘上筋 / 棘下筋 小円筋 / 肩甲下筋 |
腕を挙げる「途中」で痛く
挙げきると痛くない
スポーツをしている方は
「腱板断裂(ローテーターカフの断裂)」
を起こしやすい
各1日3回×3セット。当初と比べ、痛みが半分程度になったと感じたら(2~3週間)、三角筋のストレッチとなで肩の改善を開始する。
このトレーニングの特徴は「肩周りがジワジワ疲れてくる」こと。早く効果を出そうと思い強い力でトレーニングをすると逆効果になる。「こんなんで効くの?」程度が適切な強度。
治療期間中は、このエクササイズは決してやめないこと!
1日1分×3回。2~3週間継続し、痛みの出現、再発がなければ、終了とする。
ストレッチ中、肩に痛みが走る場合は、痛みの出ない範囲で行う。
そうすると伸長感がないという場合は、さらに2週間ローテーターカフのトレーニングを行ってからストレッチを開始する。
指定期間、指定回数行っても痛みが全く引かない、もしくは悪化する場合、お近くの医療機関の受診をお勧め致します。
以上のエクササイズは
肩痛予防として
継続して頂くことを推奨致します。