とんとん整骨院

バンザイ後屈で痛みを感じる原因

腰から肩にかけてついている「広背筋」が硬くなっているために肩の動きが悪くなっています。さらに、お腹のインナーマッスル(腹斜筋)が弱っており、腰を安定させられません。そのため腕を上げると筋肉で腰が引っ張られて反ってしまい、腰に負担をかけています。

上半身の姿勢も悪くなっており、猫背も肩の動きを悪くしている原因の1つです。胸の筋肉の硬さ(大胸筋)が、猫背の一番の要因と考えられます。

肩こり、もしくは肩関節の機能の改善が必要です。

前屈の痛みの説明
緩めるべき筋肉 鍛えるべき筋肉
広背筋 腹斜筋
大胸筋

痛みが出やすい人の特徴

肩こりや肩関節の痛み
(ケガや五十肩など)
を併発している

日常生活で腕を引く動作が多い

治療方法

その1
腹斜筋のトレーニング
レベル1

レベル2

レベル3

レベル4

1日5秒を5~10回×2~3セット。それぞれのトレーニングが容易にできるようになったら、次のレベルに進む。レベル1~4までを60日以上継続する。

【注意すること】

ベッド(床)と腰にスペースが出来てしまう、お腹の中央部(腹直筋)に力が入ってしまう、腰に痛みが出てしまう場合は、レベルを1段階下げて行うこと。

その2
広背筋のストレッチ

【ルール】

ストレッチ中、腰の痛みが出る場合は、腹斜筋トレーニングレベル2まで進んでから、再度チャレンジする

大胸筋のストレッチ

1日1分×3回。バンザイしたときの腰の痛みがなくなるまで(1~3週間)継続し、その後肩関節周囲の改善を本格的に行っていく。

【ルール】

腰や肩の痛みが出ない範囲で行う。強いストレッチは逆効果となるため「あ、伸びてきたな」程度のストレッチに留める。腰より先に肩の痛みを感じる場合は、肩関節周囲の改善を先に行う。

【注意すること】

指定期間、指定回数行っても痛みが全く引かない、もしくは悪化する場合、お近くの医療機関の受診をお勧め致します。

以上のエクササイズは
腰痛予防として継続して頂くことを
推奨致します。

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