右肩から腕の痛み・しびれが施術を経て楽になった例
主訴
患者様はデスクワークの仕事に従事されており、ご来院時の半年前、右肩~右腕への症状を自覚されていました。長時間のデスクワークをした際に症状が増強し、日に日に連続して作業ができる時間が短くなっていました。 整形外科では、ストレートネックとの診断結果でした。 お仕事中の痛みが緩和せず、困っていたとの事で来院されました。
当院の評価
患者様への説明
ストレートネックにより首の弯曲がなくなってしまっている。それにより神経を圧迫してしまい痛みや痺れがおきてしまっている。
日常動作・解剖学的動診
・頚部の屈曲 ・頚部の側屈
身体機能評価
・握力低下 ・僧帽筋中部繊維の延長
判断
顎を引くような姿勢で増悪し、頚部の離開テストで症状が軽減した為、頚椎での神経の圧迫ストレスが主な要因と判断した。
施術の様子
患者様への説明
この方は、首の弯曲が少ない状態(いわゆるストレートネック)で神経が圧迫され、肩から腕の痛み・しびれが出ていました。胸や首まわりの筋肉をゆるめ、肩甲骨を支える筋肉を使えるようにして、首への負担を減らす方針で進めました。
専門的内容
・小胸筋のリラクセーション ・頚部伸筋群のリラクセーション ・僧帽筋中部のトレーニング ・神経の興奮を抑えるためのハイボルテージ
施術の経過
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初期
1回~3回) 症状の頻度が落ち始めていました。散歩中も症状はあるものの、手を離すことはない状態になりました。
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中期
(4回~6回) 引き続き仕事中の症状も軽減傾向で、症状が無い日も出てきており、リュックでの痺れも軽減してきました。
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後期
長時間のデスクワークでの肩から腕の症状が落ち着いてきています。座り姿勢が長い方のため、再発予防として姿勢づくりと肩まわりのケアを続けています。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
施術 3,740円 + 電気治療 1,650円
2回目以降の料金
施術 7,480円 + 電気治療 990円
通院の目安
施術回数
12回
施術期間
3ヶ月
ここでは、この症例の記録とは別に、「右肩から右腕にかけて痛みやしびれがある」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を見ていきます。
なぜ首から腕にかけて痛みやしびれが出るの?
首から肩・腕・手にかけて出る痛みやしびれは、首の神経の通り道、鎖骨や肩まわりの状態とのつながりが言われることがあります。背景として、うつむく姿勢や肩甲骨まわりの動きの少なさが挙げられることもあると考えられています。しびれは、症状の出る場所と原因の場所が一致しないこともあるとされています。
腕のしびれは、腕自体より、首や鎖骨・肩まわりの状態と関わっている場合があります。強くなる姿勢や動きを確かめながら、負担の出どころをたどることが大切だと考えられています。
中村 拓真腕のしびれは不安が大きいと思います。首や肩、鎖骨まわりが関係していることもあるため、腕だけにとらわれず、強くなる姿勢を順に確かめます。しびれの経過はゆっくり丁寧に見守りましょう。
こんな方に気になりやすい(セルフチェック)
次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。
- 痛みやしびれが首から腕・手に及ぶ
- 特定の姿勢や腕の角度で症状が増す
- うつむいて過ごす時間がデスクワークやスマホで長い
- 肩甲骨まわりに硬さや動かしにくさがある
ご自宅でできる工夫
セルフケアとして一般に知られている工夫には、次のようなものがあります。
- 症状が強くなる姿勢を一時的に避ける
- 肩甲骨を寄せる・回すように軽く動かす
- 画面の高さを上げ、うつむきすぎない環境にする
痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。
こんなときは医療機関へ
腕のしびれは付き合い方の工夫で和らぐこともありますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
- 手や腕に力が入りにくい、細かい作業がしにくくなった
- しびれの範囲が広がる、両腕に出てきた
- 歩きにくさやふらつきなど、脚にも症状が出てきた
- 安静にしていても強く痛む、急に強くなった痛み
よくある質問
しびれている腕そのものに原因があるのですか?
そうとは限らず、首や鎖骨・肩まわりの状態が関係している場合があると言われています。腕だけでなく首や肩まであわせて確かめるのはそのためです。
しびれのある間は運動を控えるべきでしょうか?
症状が強くならない範囲で動くことが役立つと言われることもありますが、力の入りにくさや範囲の広がりがあるときは医療機関にご相談ください。
しびれが変わるには時間が必要と聞きました。本当でしょうか?
痛みに比べて、しびれは変化を感じるまでに時間がかかる場合があると言われています。気になる変化があれば早めにご相談ください。
中村 拓真首から腕のしびれは長引くと不安になりますよね。どこに負担がかかっているのかを見直していくと、見通しが立ちやすくなります。気になるときは無理せずご相談ください。
この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。
施術担当者

経歴
症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。








肩から腕の痛み・しびれは、首の姿勢から神経が圧迫されて起こることがあります。この方もデスクワークでの姿勢が影響していました。首への負担を減らせたことが変化につながった症例です。