お尻から脚の痛みとしびれが施術を経てやわらいだ例
主訴
こちらの患者様は主婦で幼稚園のお子さんがいらっしゃり普段は抱っこをする機会も多い方です。10/28に痛みが出始め、だんだん痛みが強くなってきて、朝は起き上がる動作や座っている状態でも辛く生活に支障がでている状態でした。 当院にいらっしゃる前に整形外科に2ヶ所行き「腰椎椎間板ヘルニア」と言われ、注射と湿布や痛み止めを処方されていましたが、痛みや痺れが変わらない状況でした。 痛みや痺れがかなり強くなってきたため当院へ来院されました。
当院の評価
患者様への説明
お尻や足が原因ではなく、腰の炎症が神経に影響を出している状態で、その状況が痛みや痺れの原因と考えられます。
日常動作・解剖学的動診
・前屈動作:ほぼ不可、痛みと痺れが強くなる ・寝起き動作:一度寝ると起き上がるのに痛みが強く時間がかかる ・座っている状態:なにもしなくても痛みと痺れが出る
身体機能評価
・腰椎の屈曲制限 ・SLRテスト陽性 ・お尻と背骨を支える筋肉の筋力低下
判断
整形外科で診断を受けたヘルニアによる炎症が痛みや痺れを出していると判断しました
施術の様子
患者様への説明
この方は、腰の炎症が神経に影響し、お尻から足にかけての痛み・しびれが出ていました。まず炎症を抑えながら、股関節の動きを引き出し体幹・お尻を支えられるようにして、神経への負担を減らす方針で進めました。
専門的内容
・腰へのアイシングとハイボルテージの電気による炎症抑制 ・股関節可動域の向上手技 ・体幹・臀部の筋出力向上のトレーニング
施術の経過
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初期
(1回~5回) 座ったままでの痛みが軽減し、起き上がりがある程度スムーズにできるようになりました。
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中期
(6回~10回) 強い痛みや痺れはほぼ出ず日常生活はほぼ問題なく可能になりました。前屈した際の痛みも軽減してきています。
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後期
朝に起き上がるのもつらかった痛み・しびれが落ち着いてきています。抱っこなど負担の多い方のため、再発予防として体幹・臀部の筋力づくりを続けています。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
施術 3,740円 + 電気 990円 + コルセット 5,500円
2回目以降の料金
施術 7,480円 + 電気治療 990円
通院の目安
施術回数
10回~16回
施術期間
4~8週間
ここでは、この症例の記録とは別に、「左のお尻から太ももの裏・ふくらはぎにかけて痛みやしびれがある」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を見ていきます。
どうしてお尻から脚まで痛み・しびれが及ぶの?
お尻から太もも・ふくらはぎへ伝わる痛みやしびれは、腰やお尻まわりの神経の通り道に負担が及ぶことと関連があると言われています。腰が反りすぎていることやお尻の奥の筋肉の硬さ・股関節の動きが背景にあると考えられることもあり、痛む部位と原因の部位が違う場合もあるとされています。
腰のみならず、お尻の奥の筋肉や股関節の動きが、お尻から脚の症状に関わっていることがあります。しびれの強さや範囲をふまえて、負担の出どころを絞り込んでいくことが大切だと考えられています。
髙原 佑輔脚のしびれは不安が大きいと思います。腰由来かお尻由来か、症状が強まる動きを手がかりに調べると、負担の出どころに見当がついてくることがあります。しびれの推移は丁寧に追いながら経過をみます。
こんな方に気になりやすい(セルフチェック)
次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。
- お尻から太もも、ふくらはぎへと痛み・しびれが続く
- 座りっぱなしや前かがみの姿勢で症状が増える
- お尻の奥のあたりが硬く、押すと奥に響く
- 片方の脚だけに症状が出やすい
ご自宅でできる工夫
よく知られている一般的なセルフケアには、次のような工夫があります。
- 症状が強くなる姿勢を一時的に避ける
- お尻や股関節まわりをゆっくり動かす・ストレッチする
- 長時間同じ姿勢を続けず、こまめに体勢を変える
痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。
こんなときは医療機関へ
お尻や脚の症状の多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
- 脚に力が入りにくい、つまずきやすくなった
- 両脚にしびれが広がる、症状が急に強くなった
- 排尿・排便のしにくさなど、いつもと違う変化がある
- 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
よくある質問
しびれている間は、じっとしていた方がよいですか?
一般に、安静一辺倒よりも症状が増えない範囲で体を動かすことの方が役立つとされています。ただし力が入りにくい、しびれが広がるといった場合は医療機関にご相談ください。
お尻や股関節の状態を確かめる理由は何ですか?
お尻の奥を通る神経まわりの筋肉や股関節の状態が、お尻から脚の症状に関係する場合があると言われています。そのため、痛む部位の周辺まで含めてチェックします。
しびれには時間がかかると言われました。実際どうなのでしょうか?
しびれの場合、痛みよりも変化を感じ取れるまでに日数がかかることがあると言われています。気になる変化があれば早めにご相談ください。
髙原 佑輔お尻や脚のしびれは長引くと不安になりますよね。どこに負担が寄っているのかを調べていくことで、見通しがつきやすくなります。気になるときは無理せずご相談ください。
この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。
この症例を担当した髙原佑輔は、東武練馬店(東武練馬駅南口より徒歩30秒)に勤務しています。練馬区北町・徳丸・下赤塚エリアの方が多く来院されています。店舗の様子・初回の流れ・アクセスはこちらをご覧ください。
施術担当者

経歴
症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。






お尻から足にかけての痛み・しびれは、腰の炎症が神経に影響して起こることがあります。この方も炎症と支える筋力の低下が重なっていました。炎症を抑えつつ土台を整えられたことが変化につながった症例です。