患者様は内装業に従事されており、中腰姿勢が多い仕事環境の中で2日前から腰の痛みが出現しました。背筋を伸ばす・反る動作で症状が誘発され、前かがみや座位では比較的楽な状態でした。痛みにより2日間仕事を休んで安静にされており、日常生活への支障が大きい状況でした。これまでの対処は特になく、知人の紹介で当院へ来院されました。 来院時の痛みスコア:6
腰を反る動きの際に、本来は股関節が担うべき動きを腰椎が過剰に補っている状態が、腰への負担となり痛みが生じている主な原因である可能性があります。
身体を反る・捻る 体幹伸展・回旋動作で症状誘発
腰椎伸展時の股関節伸展・回旋可動域制限 伸展動作における腰椎への過剰な代償動作 伸展症候群・回旋症候群にて症状減弱 TFL・中殿筋・大腿直筋・梨状筋で陽性反応
腰椎伸展時に股関節伸展動作が獲得できず、腰椎への過剰な伸展代償が生じていることが主な原因である可能性があると判断しました。
腰を直接押すのではなく、股関節の動きを引き出しながら腰への負担を減らすことを目的に施術を進めました。
股関節周囲(TFL・中殿筋・大腿直筋・梨状筋)へのアプローチ 初回:鍼灸施術 2回目以降:電気療法+手技
(1〜2回) 痛みスコア: 4 近所への外出が可能に。日常生活上の辛さは残存。
(3〜4回) 痛みスコア:4 → 3 → 1〜2 日常生活での動作が楽になり、趣味の自転車への意欲が出てきた。
5回目) 痛みスコア:→ 0 疼痛動作なし 5回で症状が消失し、メンテナンス施術へ移行。趣味の自転車にも取り組めるようになりました。
施術 3,740円 + 電気治療 1,650円
施術 7,480円 + 電気治療 990円
5回
5週間

腰椎の過剰な伸展代償が痛みの根本にあり、股関節の機能低下が背景にありました。 股関節周囲へのアプローチにより腰への負担が軽減され、段階的な痛みスコアの向上につながりました。 今後は仕事柄中腰姿勢が多いため、再発予防の観点からメンテナンス継続が重要です。