患者様はデスクワーク中心の仕事に従事されており、数年前から頸肩の凝りを自覚されていました。2025年春から夏にかけて忙しい期間が続き頸部の痛みに変化し、仕事の集中力が低下していきました。睡眠においては3時間おきに起きてしまい、熟睡できていない状況でした。頸部痛をなくし、仕事に集中できるようにしたいという思いから当院へ来院されました。 来院時の痛みスケールは10段階中8でした。
肩甲骨回りの筋肉の硬さと筋力低下や顔が前に出ることで首の後ろ側の筋肉が硬くなることで首の痛みが出てしまっていると考えられます。
・後屈動作:左頸部の詰まり感 ・左回旋動作:左頸部の痛み
・可動域制限:右側屈、左回旋 ・筋出力低下(筋延長を含む):僧帽筋中下部の延長弱化、頸長筋の弱化 ・姿勢や代償:頭部前方変位姿勢と肩甲骨外転位
頸部と肩甲骨の位置異常により頸部へ過剰な負担をかけている状態と判断しました。
肩甲骨回りの柔軟性を手技で変化させ、首回りの筋肉の柔軟性を鍼で変化させます。また、背中や首前面の筋肉を使えるようにすることで首への負担を減らす方針で進めました。再発しない身体づくりを目指しています。
・後頸部を中心とした鍼施術 ・肩甲骨内転可動域の向上手技 ・頸部、背部の筋出力向上の運動療法 ・ストレッチや運動療法を用いたセルフケア ・デスクワーク時の同一姿勢の時間制限
(1回~3回) 週末にかけて痛みは出てきますが、仕事終わりや仕事途中の痛みが軽減しました。 痛みスコア8→4
(4回~8回) 仕事の集中力が上がり、痛みもほとんど感じなくなりました。また、睡眠中起きてしまうことがなくなり睡眠の質も向上しました。 痛みスコア3→1~2
(9回目以降) セルフケアを継続していれば頸肩の痛みや凝りを感じなくなりました。 痛みスコア3→0~1
施術 3,740円 + 鍼灸 2,200円
施術 7,480円 + 鍼灸 3,300円
6回~10回
5~8ヶ月

今回の場合、肩甲骨と頸部の位置異常や生活習慣(睡眠不足等)が頸部の痛みとして現れていた可能性が高いです。ストレッチや運動療法、鍼での筋緊張緩和により無理なく症状の変化につなげられた症例です。