なかなか変化しなかった頭痛や肩こりが根本から解消
主訴
患者様はデスクワーク中心の仕事に従事されており、ずっと以前から頸肩凝りに伴う頭痛を自覚されていました。常に頸肩周りの重さや痛み、頭痛があり、症状が強い日には肩に湿布を貼ったり痛み止めを服用しながらお仕事や家事をされていました。 これまでも整骨院やリラクゼーションなどに通われていましたが、根本的な改善には至らず、当院へ来院されました。 来院時の痛みスケールは10段階中10でした。
当院の評価
患者様への説明
猫背により肩甲骨が外に開いてしまう。それにより首や肩の筋肉が引っ張られていることが原因。 また、頭が前に出ているような姿勢もあるため、首の後ろの筋肉に負荷がかかり、筋肉の間を通る神経を圧迫し頭痛が出てしまっている。
日常動作・解剖学的動診
・頭部前方変位 ・肩甲骨外転位 ・頚椎の伸展時痛 ・左右側屈制限
身体機能評価
・小胸筋の短縮 ・後頭下筋群の短縮 ・僧帽筋下部中部線維の弱化、延長 ・頸長筋の弱化、延長
判断
デスクワークによる肩甲骨外転と頭部前方位姿勢の継続により、小胸筋や後頭下筋群の短縮が起き、大後頭神経を圧迫することで頭痛が発症。僧帽筋下部中部線維の弱化、延長による肩甲骨外転位の継続によって肩甲上部および肩甲間部の筋緊張。
施術内容
患者様への説明
症状を感じている箇所が直接の原因ではなく、巻肩や猫背が影響で頸肩周りの筋肉に負荷がかかっていることが原因と考えられます。日常生活の中で、肩甲骨が外に開いて背中が丸まり頭が前に出てしまう姿勢を取るシチュエーションが多くあるので、硬くなっている頸肩周りの筋肉を緩めるだけではなく、肩甲骨を内側に引く筋肉や頭の位置を後ろに引いておくための筋力をつけて正しい姿勢で過ごせるようになることが重要です。
専門的内容
・頚部伸筋群のリラクゼーション ・小胸筋のストレッチ ・頸長筋のトレーニング ・僧帽筋中部、下部のトレーニング
施術の経過
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初期
(1回~4回) 頸肩こりが半分ほどに軽減、頭痛の頻度低下。
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中期
(4回~8回) 頸肩こりはさらに軽減。頭痛はほとんどなし。(この期間中湿布や痛み止めの服用なし)
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後期
(8回~12回) 弱化・延長していた筋肉の筋力が改善してきて頭痛はほとんど感じなくなってきた。頸肩凝りは忙しいタイミングではまだ感じる為、現在は再発予防も含めたメンテナンスでセルフケアを習慣的に行ってもらいながら継続通院しております。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
施術 3,740円 + 電気治療 990円
2回目以降の料金
施術 7,480円 + 電気治療 990円
通院の目安
施術回数
12回
施術期間
6ヶ月
施術担当者
















今までは硬くなっている筋肉に対するリラクゼーションメインの施術のみを行ってきた為、根本的な改善には至らなかったと考えられます。頭痛や頸肩こりに対しては硬くなっている筋肉に対するリラクゼーションだけでなく弱って使えなくなっている筋肉に対する筋力の改善が重要になります。 今回の症例では、長期間症状に悩まされ続けていましたが、セルフケアの習慣的な実施により筋力の改善とともに症状も安定してきた症例でした。