






- とんとん整骨院
下板橋店 - <営業時間/平日>
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3-25-9 - 伊豫田ビル 2階
- <TEL> 03-5843-3444
足の歪みは全身に影響を与え、足のトラブルはもちろん、腰痛や膝の痛みを引き起こす原因の一つにもなります。
また、誤った靴の履き方をすることで、足の歪みを引き起こす原因になります。
前回までのブログ記事はこちらをご覧ください。
そしてもちろん、日々履いている「靴」にも、足の歪みを引き起こしやすい靴と、足を正しい状態に維持してくれる靴があるんです。
どうしても見た目重視で選んでしまいがちな靴ですが、足の歪みを引き起こしやすい靴を履き続けることで、足の健康が損なわれてしまう可能性があります。
この記事では、あまり知られていない「健康に良い靴の見分け方」を解説します。
また、今回は普段履きの靴についての解説です。
運動用に使う靴など、用途が異なる場合には当てはまらない可能性もありますのでご注意ください。
ぜひ最後までご覧ください。
まず、ご自身の普段履いている靴を見てみてください。
そしてこのように、靴をグーっと折り曲げてみましょう。
いかがでしょう。どこが曲がりましたか?
この画像の靴は、折り曲げると靴全体が曲がっているように見えます。
実はこういう靴は、健康に良い靴とは言えないのです。
私たちの足はアーチ構造をしており、このアーチのおかげで歩いているときの衝撃を吸収したり、衝撃を分散するための構造になっています。
つまり、このアーチの部分は「硬く安定」していないといけないのです。
反対に、足のつま先の部分。
ここは歩く際、大きな可動域を必要とします。
この足の指の可動域がないと、歩いているときに「指」が使えません。
歩くときはこの「指」がちゃんと機能することによって無駄のない推進力を生みだし、効率のいい歩行が実現できるのです。
つまり靴においても、つま先部分は「柔らかく曲がる」ような構造である必要があります。
先ほどの靴のような、アーチの部分が柔らかい靴は足のアーチをサポートする機能が少なく、つま先部分に大きな可動性の確保もされていないため、指を使った歩行がしにくい靴と言えるかもしれません。
では、どういう靴がいいのか?
ぜひ、このような靴を選んでください。
靴を折り曲げたとき、アーチの部分は硬く曲がらずに、逆につま先部分は柔らかく大きく曲がります。
このような靴が、本来私たちの足が持っているアーチをサポートし、しっかりと指を使った歩行をサポートしてくれる靴なのです。
次にみるポイントは、靴の『踵の部分の硬さ』です。
足の踵が安定していることの重要性は、こちらのブログにも書きました。
踵が安定していることは、足の歪みを防ぐ重要なポイントの一つです。
そこで、普段履いている靴の踵の部分をこのように、左右からグッと押してみてください。
もし画像のように「グニャ」っと潰れてしまうようであれば、その靴は踵の安定をサポートしてくれる靴ではないため、立っているとき、歩いているとき、常に踵が不安定な状態になってしまう可能性があります。
踵のサポート機能が高い靴はこのように、左右から押しても硬くて歪みません。
このように、靴を選ぶときは踵の部分の硬さをチェックしてみましょう。
これがポイントの2つ目です。
最後に、靴のサイズについて解説します。
おそらくみなさん、靴のサイズを選ぶときには、実際に履いてみてご自身で
「これだとブカブカ過ぎるかな…」
「これだとちょっときついかな…」
「これくらいがまあ丁度いいのかな…」
このように感覚で選ぶ方がほとんどだと思います。
しかし、もしあなたの足がすでに歪んでしまっている場合、この選び方では「歪んだ足にフィットする靴」を選んでしまうことになりますよね。
これでは足の歪みをさらに助長し、改善することができなくなります。
例えば大きめの靴を履いている人は、靴の中で足や足の指に遊びがありますから、歩くときはこのように指を反らせることで、靴の中で足を固定しながら歩きます。
このような歩き方が定着してしまうと、いわゆる「浮指」という、足の指が使えない状態になってしまう可能性があります。
逆に小さな靴を履いているとどうなるでしょうか。
例えばハイヒールはつま先が細くなっている典型的な靴ですが、つま先が左右から締め付けられることで、外反母趾などの原因となることは古くから知られています。
このように、知らず知らずのうちに誤ったサイズの靴を履き続けることで、足のトラブルを引き起こす原因となってしまうのです。
実は靴には「正しいサイズの選び方」があります。
まず、お持ちの靴の中敷きを外してみてください。ほとんどの靴は中敷きが外れるはずです。
そしてその中敷きを床において、踵の部分を合わせて中敷きの上にのってみましょう。
そうするとおそらくこの画像のように、つま先部分に少し余っているところがあるのが分かるんじゃないかと思います。
この余りを「捨て寸」と呼び、成人だとこの捨て寸が1cmのサイズが、適切な靴のサイズと言われています。
このように捨て寸が少なければ小さい靴、捨て寸が1cmより長ければ大きすぎる靴ということです。
靴屋さんに行ったときに中敷きを外してサイズを確認する人は少し珍しいかもしれませんが、ぜひ試してみてください。
最後に、今までお伝えしたようなポイントがしっかりと抑えられている、足の健康に良い靴を一覧でご紹介したいと思います。
靴屋さんで気になった靴全てをチェックするのは大変だと思いますので、迷ったらぜひこの靴の中から選んでみてください。
【一般用】
「ニューバランス」
★コストパフォーマンスが高い商品
★特におすすめの品番(少し高額)
「パトリック」(細めのシューズ)
・マラソン
・シュリー
「Saucony サッカニー」
・シャドウシリーズ
・ジャズシリーズ
・コヒージョン
【スポーツシューズ】
「アシックス」
・JOLTシリーズ(2.3のみ)4はアーチ部分が柔らかいため推奨なし
・GEL-CONTENDシリーズ
・GEL-NIMBUSシリーズ
・GT-2160
「ミズノ」
・ウェーブライダーシリーズ
・マキシマイザー
「ブルックス」
・ゴーストシリーズ ユニセックス
【ゴルフシューズ】
・ニューバランス 2500
・アシックス ゲルエースプロエム
【ナースシューズ】
・アシックス
踵があるタイプ:アシックスナースウォーカー203
踵がないタイプ:アシックスケアウォーカー700
【革靴】
・アシックス商事 テクシーリュクス7774
・アシックス商事 テクシーリュクス7774 S
・アシックスウォーキング ペダラ
【子供用】
※キッズ、ジュニアはアシックスのマジックテープ2本タイプを推奨
「キッズ」
・アシックス GD.RUNNERⓇBABYシリーズ
「ジュニア」
アシックス
・アイダホ MINI(アイダホMINIはマジックテープが1本のものもありますが、2本を推奨)
・ティアラ MINI
・コトラ MINI
・TR.RUNNERMINI
「上履き」
アシックス
・推奨:GD.RUNNER®MINI MG 2
・標準:CPシリーズ(キッズ、ジュニア共にあり)
いかがだったでしょうか。
もし靴に詳しくなくても、靴屋の店員さんにこのページを見せて「これありますか?」と聞くだけで、在庫があれば出してくれるはずです。
ぜひ次の休日には靴を買いに行き、ご自身の足にあった健康的な靴を見つけて、足から健康になっていきましょう。