なぜ、肩がはずれかかってしまうのか…。
まず第一の原因は、肩の真後ろに付いている「棘下筋(きょっかきん)」という筋肉にあります。
この筋肉が固まってしまうと、腕の骨が後ろから押されるような力が加わるため、動かした際に骨がはずれかかってしまうのです。
この筋肉はなんと「肩甲骨」の位置が悪いことで固まってしまいます。なで肩や猫背…思い当たることはありませんか?
痛みのあるところだけを治療していても、肩甲骨の位置を正す治療をしない限り、肩の痛みは根本的には治りません!!
ではなぜ、肩甲骨の位置がおかしいと「棘下筋」が固まってしまうのか…。
肩甲骨の位置が悪いことでなんと、その周辺にある「神経」を圧迫してしまい、筋肉に神経が通わなくなってしまうのです!
神経の通わない筋肉は、硬く、冷たくなり、ほとんど機能しなくなってしまいます。
だからこそ、根本的な解決にはやはりズレた「肩甲骨の位置」を改善しなければならないのです。