オーソティクスとインソールは似たようなものに感じますが、大きく違う点が2つあります。
まず一つ目は
「足の補正力」
です。
一般的なインソールは、偏平足をはじめとした”歪んだ足”に合わせて、その足にフィットさせるように作成されます。
よく立った状態で足の型を取ったり、インソールを熱で温めて柔らかくして、その状態で足にフィットさせるように作成するため「フィット感」はあるものの、それは歪んだ足を補正する力はなく、歪んだ足は歪んだまま。
根本的な解決になりません。
その点、オーソティクスは一人ひとりの”理想の足の形状”に合わせて作成されます。
そのため慣れるまでに少し時間はかかるものの、長期的に使用することで少しずつ、足が正しい状態に変化していきます。
歯の矯正をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
歯の矯正も、今の歪んだ歯並びではなく、本来の正しい歯並びになるよう器具を取り付けますよね?
歪んだ歯並びに合わせて器具を取り付ける矯正はありえないはずです。
これほどの補正力があります。
これがオーソティクスとインソールの大きな違いの一つです。
二つ目は、歩行時の足の状態の測定です。
一般的なインソールは先ほどご説明した通り、直立した状態で足の型を取り、その型に基づい作成されます。
しかし、人間は常に直立不動ではありません。
歩いたり走ったり、ジャンプしたり体重をかけたり、ただ立っているときよりも強い負荷がかかる場面ばかりです。
ちなみに人間の足は、直立しているときの体重のみの負荷を1とすると
歩いているとき:1.1~1.5倍
走っているとき:2.5~3倍
ジャンプの着地:4倍以上
の負荷がかかるとされています。
体重60キロの人を考えた場合、歩くたびに、毎歩毎歩、足に約90キロもの負荷が加わっているのです。
ちょっと小走りをすると、足には150キロ相当の負荷が加わることになります。
実際患者様の中にも、立っているときは何の問題もなさそうに見えるにも関わらず、歩いてもらった瞬間に足の歪みが観察されることが珍しくありません。
つまり、直立しているときだけではなく、動いているときの足の状態を細かく測定して、その結果に合わせた足底板を作る必要があるのです。
オーソティクスは直立状態だけでなく、歩行時の足の状態も測定し、作成されます。
これによって、より機能的なサポートを可能にし、立っているとき、歩いているとき、走っているとき、全ての状態でしっかり足をサポートすることができるのです。
「オーソティクス」
そこでとんとん整骨院では、足のトラブルや、足が原因で引き起こされる疾患に対し、フィートインデザインのオーソティクスを使用しています。
世界最高レベルの精度を誇る4DFシステムを使った足圧計測器で、立っている状態での足裏への圧のかかりかた、重心のブレ、歩いているときの重心移動、圧のかかりかた、歩き方の特徴などを詳細に計測し、一人ひとりの「理想の足の状態」に合ったオーソティクスを作成します。
足の補正力は、国内最高レベルのものです。
一般的なインソールは正直「ないよりはあった方がマシ」程度の変化が一般的ですが、フィードインデザインのオーソティクスはその場で変化を実感される方が少なくありません。
※ちなみに私も初めて使った瞬間、それまであった腰痛がなくなりました(本当です)。
※そしてオーソティクスを外した瞬間、また腰痛が復活しました(本当に本当です)。
実際に当院でも多くの患者様からお喜びの声をいただいております。