ゴルフを始めてから続く首肩のこりが施術を経て楽になった例(30代男性・個人差あり)
主訴
2024年10月、半年前にゴルフを始めてから首や肩が痛むようになり、その後は仕事中にも首肩が張るような強いこり感が続いたため、ご来院されました。
当院の評価
患者様への説明
首を動かすと張り感やこり感が強く、肩甲骨まわりの姿勢のかたよりがみられました。肩を支える筋肉の働きにくさによって、首肩に負担が集まりやすくなっていた可能性があります。
日常動作・解剖学的動診
【日常動作】仕事中やゴルフのあとに首肩の張り・こり感 【検査】頸部の動きで張り感・こり感を確認
身体機能評価
肩甲骨の外転・下制方向へのアライメント不良/僧帽筋の筋出力低下
判断
肩甲骨が外に開いて下がる姿勢のかたよりと、肩を支える僧帽筋の働きにくさが、首肩のこりにつながっていた主な要因と考えられます。
施術の様子
患者様への説明
この方は、肩甲骨まわりの姿勢のかたよりと肩を支える力の低下から首肩に負担が偏っていました。胸まわりをゆるめ、肩を支える筋肉を働かせて、首肩の負担を減らす方針で進めました。
専門的内容
【手技療法】小胸筋・前鋸筋・上腕二頭筋への押圧/【運動療法】僧帽筋トレーニング・胸まわりのセルフケア指導
施術の経過
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初期
初回ごろ。日常で感じていた首肩のこりが和らいできました。
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中期
中盤。セルフケアと日常動作の見直しを進め、肩を支えるトレーニングを加えていきました。
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後期
現在はゴルフや仕事を続けても首肩の負担が気になりにくい状態を保ち、月1回のメンテナンスを継続しています。 ※経過には個人差があり、すべての方に同じ変化を保証するものではありません。気になる症状があるときは医療機関への受診もご検討ください。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
施術 3,740円+物療 1,650円
2回目以降の料金
施術 7,480円+物療 990円
通院の目安
施術回数
約7〜10回
施術期間
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ここでは、この症例の記録とは別に、「ゴルフのあとや仕事中に続く首肩のこり」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を整理します。あくまで一般的な情報で、感じ方や経過には個人差があります。
どうしてゴルフを始めてから首肩がこるの?
ゴルフなど体をひねるスポーツを始めてから、首肩のこりが続くことがあります。こうした首肩のこりは、肩甲骨まわりの姿勢のかたよりや、肩を支える筋肉の働きにくさが背景にあると言われることがあります。肩甲骨が外に開いて下がった姿勢が続くと、首肩に負担が集まりやすくなると考えられています。
スポーツのあとに出る首肩のこりでも、肩甲骨まわりの姿勢や、肩を支える力が関わっていることがあります。趣味を続けるためにも、胸まわりの硬さや支える力を見直すことが役立つと考えられています。
塩谷 健太始めたばかりの趣味で首肩がこると、続けてよいのか迷いますよね。首肩だけでなく、肩甲骨がどんな姿勢になっているか、肩を支える力が使えているかも一緒に確認していきます。ゴルフを楽しみながら負担を減らせるよう進めましょう。
こんな方に気になりやすい(セルフチェック)
次のような項目に心当たりが多い方は、負担が集まりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。
- ゴルフのあとや仕事中に首肩がこる
- 胸の前や肩の前が硬い感じがする
- 肩が前に出て、背中が丸まりやすい
- 肩を後ろに引く・寄せる動きが少ない
ご自宅でできる工夫
痛みが和らいできたら、一般的なセルフケアとして次のような工夫が知られています。
- プレーや仕事の前後に、胸の前や肩まわりをゆっくり伸ばす
- 肩甲骨を後ろに寄せる動きをこまめに取り入れる
- 長く同じ姿勢を続けず、ときどき肩を動かす
痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。
こんなときは医療機関へ
多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
- 腕や手のしびれ、力が入りにくい感じを伴う
- 頭痛や吐き気を伴う、強い痛みが続く
- 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
- 急に強くなった、だんだん悪化していく
よくある質問
ゴルフは続けても大丈夫ですか?
強い痛みがある時期は無理をしないことがすすめられますが、負担を減らす工夫をしながら続けていける場合が多いと言われています。続け方に迷うときはご相談ください。
首肩のこりなのに、なぜ胸まわりを診るのですか?
肩甲骨が外に開いて下がると、胸の前が硬くなりやすいと言われています。胸まわりをゆるめ、肩を後ろで支える力を使えるようにすることが、首肩の負担を和らげるのに役立つとされています。
また繰り返さないか心配です。
姿勢のかたよりや支える力がそのままだと、スポーツや仕事が重なったときに首肩へ負担が集まりやすいと考えられています。胸まわりのセルフケアと支える力を保つことが、戻りにくさにつながるとされています。
塩谷 健太スポーツのあとに出る首肩のこりは、その場のこりとして流さず、なぜ負担が集まったのかを整理することが大切だと考えています。趣味のゴルフを長く楽しめるよう、繰り返さない体づくりまで一緒に進めていきましょう。
この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。
施術担当者



















ゴルフのように体をひねるスポーツのあとに出る首肩のこりは、肩甲骨まわりの姿勢や支える力が背景にあることがあります。この方も姿勢のかたよりが見られました。趣味を続けながら負担を減らせるよう進めた症例です。