周りから指摘された猫背が施術を経て整っていった例(60代女性・個人差あり)
主訴
2025年4月、ご友人やお子さんから姿勢を指摘されたことをきっかけに、猫背を整えたいとご来院されました。動作による痛みはなく、肩まわりにこりを感じる程度でした。
当院の評価
患者様への説明
動作による痛みはみられませんでしたが、背中側で肩甲骨を支える筋肉の働きにくさと、胸の前の硬さがあり、背中が丸まりやすい姿勢につながっていた可能性があります。
日常動作・解剖学的動診
【日常動作】動作による痛みはなし、肩まわりのこりを感じる程度 【検査】背中が丸まりやすい姿勢・肩甲骨まわりの支える力の低下
身体機能評価
僧帽筋下部・前鋸筋の筋出力低下/小胸筋の短縮/胸椎の伸展可動域の低下
判断
背中側で肩甲骨を支える力の低下と胸の前の硬さ、背中(胸椎)の動きにくさが、背中が丸まりやすい姿勢につながっていたと考えられます。
施術の様子
患者様への説明
この方は、肩甲骨を支える力の低下と胸の前の硬さが背景にありました。胸の前や背中をゆるめ、肩甲骨を支える筋肉を働かせて、背中を伸ばしやすくする方針で進めました。
専門的内容
【手技療法】小胸筋・広背筋・僧帽筋へのアプローチ/肩甲骨モビライゼーション/胸椎の伸展可動域を出すモビライゼーション/【運動療法】僧帽筋トレーニング
施術の経過
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初期
初回〜2回ごろ。歩幅が広がり、姿勢が良くなった実感が出てきました。
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中期
中盤。ご家族やご友人から姿勢を褒められることが増え、良い状態を保ちやすくなってきました。
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後期
その後も継続し、職場で写真を撮られた際に以前との違いを感じられるまでになりました。全12回で区切りとしています。 ※経過には個人差があり、すべての方に同じ変化を保証するものではありません。気になる症状があるときは医療機関への受診もご検討ください。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
500円(初回キャンペーン)
2回目以降の料金
施術 5,250円
通院の目安
施術回数
約12回
施術期間
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ここでは、この症例の記録とは別に、「背中が丸まりやすい猫背と肩まわりのこり」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を整理します。あくまで一般的な情報で、感じ方や経過には個人差があります。
どうして背中が丸まって猫背になりやすいの?
痛みはなくても、周りから猫背を指摘されることがあります。背中が丸まりやすい姿勢は、背中側で肩甲骨を支える筋肉の働きにくさや、胸の前の硬さ、背中(胸椎)の動きにくさが関わっていると言われることがあります。支える力が使いにくいと、背中が丸まった姿勢が保たれやすくなると考えられています。
猫背や肩のこりでも、肩甲骨を支える力や、胸の前の硬さ、背中の動きが関わっていることがあります。支える力を使えるようにし、胸の前をゆるめることが、姿勢を保ちやすくするのに役立つと考えられています。
川口 流世痛みがなくても、姿勢を指摘されると気になりますよね。背中側で肩甲骨を支える力が使えているか、胸の前が硬くなっていないか、背中が動けているかを一緒に確認していきます。無理なく続けられる範囲で、姿勢の土台から整えていきましょう。
こんな方に気になりやすい(セルフチェック)
次のような項目に心当たりが多い方は、負担が集まりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。
- 周りから猫背・姿勢を指摘される
- 肩が前に出て、背中が丸まりやすい
- 胸の前が硬い感じがする
- 肩甲骨を寄せる・背中を反らす動きが少ない
ご自宅でできる工夫
痛みが和らいできたら、一般的なセルフケアとして次のような工夫が知られています。
- 1時間に一度は背中を伸ばし、肩甲骨を寄せる動きを取り入れる
- 胸の前をゆっくり伸ばす
- 座るときに骨盤を立て、背中が丸まりすぎないよう意識する
痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。
こんなときは医療機関へ
多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
- 背中や首に強い痛みやしびれを伴う
- 急に背中が曲がってきた、身長が縮んだ感じがする
- 動かすと強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
- 転倒や強くぶつけたあとの痛み
よくある質問
痛みはないのですが、姿勢だけでも見てもらえますか?
痛みがなくても、姿勢の土台になる肩甲骨を支える力や胸の前の硬さを整えることはできると言われています。ご希望に合わせて進めていきます。
猫背なのに、なぜ胸の前を診るのですか?
背中が丸まると、胸の前が硬くなりやすいと言われています。胸の前をゆるめ、背中側で支える力を使えるようにすることが、姿勢を保ちやすくするのに役立つとされています。
姿勢はまた戻ってしまいませんか?
支える力や胸の前の硬さがそのままだと、丸まった姿勢に戻りやすいと考えられています。続けやすいセルフケアで支える力と柔らかさを保つことが、良い状態を保ちやすくするとされています。
川口 流世猫背や姿勢の崩れは、その場を正すだけでなく、なぜ丸まりやすいのかを整理することが大切だと考えています。無理なく続けられるよう、肩甲骨を支える力づくりまで一緒に進めていきましょう。
この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。
施術担当者



















痛みがなくても、背中が丸まりやすい姿勢には肩甲骨を支える力や胸の前の硬さが関わることがあります。この方も支える力の低下が見られました。見た目の変化も励みにしながら整えた症例です。