腰痛

立ち上がりや起き上がりで出た急な腰の痛みが施術を経て楽になった例(50代女性・個人差あり)

立ち上がりや起き上がりで出た急な腰の痛みが施術を経て楽になった例(50代女性・個人差あり)

主訴

立ち上がりや起き上がりで出た急な腰の痛み
患者様: 女性 (50代)
来院日: 20250821

2025年8月、2日前から急に出た腰の痛みを主訴にご来院されました。椅子からの立ち上がりや朝の起き上がりで痛み、靴下を履く動作ができず、腰が固まってスムーズに動かしづらい状態でした。趣味のヨガもできず、市販の湿布や痛み止めで対処されていました。

当院の評価

患者様への説明

前にかがむ動きと反らす動きの両方で痛みがみられました。股関節の動きの硬さによって、動作のときに腰が反りすぎて補っていたことが、腰への負担につながっていた可能性があります。

日常動作・解剖学的動診

【日常動作】立ち上がり・靴下を履く動作で疼痛 【検査】前屈・後屈の両方で症状誘発

身体機能評価

股関節の屈曲・伸展可動域の制限/腹斜筋の筋出力低下/大腿筋膜張筋・腸腰筋の短縮

判断

股関節が動きにくく、動作のときに腰椎が過度に反って代償していたことが、腰への負担につながっていた主な要因と考えられます。

施術の様子

患者様への説明

この方は、股関節の硬さを腰の反りで補って負担が偏っていました。股関節まわりの硬さをゆるめ、体幹を支える力を使えるようにして、腰への負担を減らす方針で進めました。

専門的内容

【手技療法】大腿筋膜張筋・腸腰筋へのアプローチ(股関節伸展可動域の向上)/【物理療法】ハイボルテージ/【運動療法】腹斜筋トレーニング・腹圧の入れ方/立ち上がり方とセルフストレッチの指導

施術の経過

初期

初回ごろ。起床時や動き出しの痛みがかなり和らぎ、動くのが楽になってきました。

中期

中盤。日常の動作で腰の症状が気になりにくくなり、趣味のヨガにも取り組めるようになってきました。

後期

現在は腰の症状が出ないよう、月1回のメンテナンスを継続しています。 ※経過には個人差があり、すべての方に同じ変化を保証するものではありません。気になる症状があるときは医療機関への受診もご検討ください。

急に出た腰の痛みでも、腰そのものより股関節の動きにくさが背景にあることがあります。この方も腰が反って補っていた状態でした。出どころを整理し、再発予防まで一緒に進められた症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 7,480円+物療 1,100円

2回目以降の料金

施術 5,980円+物療 1,100円

通院の目安

施術回数

約5〜8回

施術期間

約1ヶ月

※症状や状態により個人差があります。
この症状について 急に出た腰の痛み、股関節から考える

ここでは、この症例の記録とは別に、「急に腰が痛くなった」「立ち上がりや起き上がりで腰が痛む」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を整理します。あくまで一般的な情報で、感じ方や経過には個人差があります。

どうして急に腰が痛くなるの?

はっきりしたきっかけなく、立ち上がりや起き上がりの動作で急に腰が痛くなることがあります。こうした急な腰の痛みは、その瞬間の動作だけでなく、股関節やお尻まわりの動きにくさが背景にあると言われることがあります。股関節が動きにくいと、動作のときに腰が反って補い、腰に負担が集まりやすくなると考えられています。

ここがポイント

急な腰の痛みでも、腰そのものより股関節の動きや、お腹・お尻の支える力が関わっていることがあります。痛みが落ち着いたあと、繰り返さないために動きや使い方を見直すことが役立つと考えられています。

杉生 真悟杉生 真悟

急に腰が動かせなくなると不安が大きいですよね。痛む腰だけでなく、股関節がどれくらい動けているか、お腹やお尻を支える力が使えているかも一緒に確認していきます。痛みが落ち着いたあと、繰り返さない体づくりまで見据えて進めましょう。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、腰に負担が集まりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • 立ち上がりや起き上がりなど、ふとした動作で腰を痛めた
  • 前にかがむのも反るのもつらい
  • 股関節やお尻、太ももの前が硬い感じがする
  • 過去にも腰を痛めたことを繰り返している

ご自宅でできる工夫

急性期を過ぎて痛みが和らいできたら、一般的なセルフケアとして次のような工夫が知られています。

  • 痛みの強い時期は無理に動かさず、楽な姿勢で過ごす
  • 立ち上がるときは腰を反らさず、股関節と膝を使う
  • 痛みが落ち着いたら、股関節や太もも前をゆっくり動かす・ストレッチする

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

急な腰の痛みの多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 脚のしびれや、力が入りにくい感じがある
  • 排尿・排便のしにくさを伴う
  • 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
  • 発熱を伴う、転倒や強くぶつけたあとの痛み

よくある質問

急に腰が痛くなったら、安静にしていた方がよいですか?

強く痛む時期は無理をせず楽な姿勢で過ごすことがすすめられますが、痛みが和らいできたら少しずつ動いていくほうがよいと言われています。動かし方に迷うときはご相談ください。

立ち上がりや靴下を履く動作がつらいです。

腰を反らして動くと負担が集まりやすいと言われています。股関節と膝を使ってしゃがむ・立つようにすると負担を抑えやすいとされています。痛みが強いときは無理をしないでください。

クセになっていて何度も腰を痛めます。なぜですか?

痛みが治まっても、股関節の動きにくさやお腹・お尻の支える力がそのままだと、また腰に負担が集まりやすいと考えられています。繰り返す場合は、動きや使い方の見直しが役立つとされています。

杉生 真悟杉生 真悟

急な腰の痛みは、その場の処置だけで終わらせず、なぜ負担が集まったのかを整理することが大切だと考えています。趣味や日常の動作に早く戻れるよう、繰り返さない体づくりまで一緒に進めていきましょう。

症例をさらに深掘り

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

急に腰が痛くなった(急性腰痛)、なぜ繰り返すのか。症例をスタッフで検討

施術担当者

杉生 真悟
とんとん整骨院 南浦和店

経歴

柔道整復師。南浦和店所属。お一人おひとりの状態をていねいに評価し、生活に合わせた施術とセルフケアの提案を心がけています。
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