急に出た腰の痛みが施術を経て楽になった例(20代男性・個人差あり)
主訴
2026年3月、約1週間前から急に腰の痛みが出るようになり、ご来院されました。腰を曲げる・反らす動きで痛みがあり、動き始めや朝起きたときにも症状が出る状態でした。
当院の評価
患者様への説明
前にかがむ動きと反らす動きの両方で痛みがみられました。お腹や股関節の前の硬さによって、座るときに腰へ負担がかかり、反らす動きでも痛みが出ていた可能性があります。
日常動作・解剖学的動診
【日常動作】動き始め・朝起きたときに腰痛、曲げる・反らすで痛み 【検査】屈曲・後屈の両方で症状誘発
身体機能評価
腹直筋・股関節屈筋群の硬さによる座位での腰椎負担の増加/股関節伸展の可動域制限
判断
お腹や股関節の前が硬いために座るときの腰への負担が増え、股関節が伸びにくいことで反らす動きでも腰に負担が集まっていたことが主な要因と考えられます。
施術の様子
患者様への説明
この方は、お腹や股関節の前の硬さから腰に負担が偏っていました。前ももやお腹まわりの硬さをゆるめ、体幹を支える力を使えるようにして、腰への負担を減らす方針で進めました。
専門的内容
【手技療法】腹直筋・大腿筋膜張筋・腸腰筋へのアプローチ/【運動療法】腹斜筋トレーニング・殿筋群トレーニング/【セルフケア】大腿筋膜張筋のストレッチ指導
施術の経過
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初期
初回ごろ。腰の痛みが少しずつ和らいできました。
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中期
中盤。多少の波はあったものの、6回目ごろには長く座っていても痛みが出にくい状態になってきました。
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後期
現在は再発予防のため、2週間に1回のメンテナンスを継続しています。 ※経過には個人差があり、すべての方に同じ変化を保証するものではありません。気になる症状があるときは医療機関への受診もご検討ください。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
施術 3,740円
2回目以降の料金
施術 7,480円
通院の目安
施術回数
約5〜8回
施術期間
約1〜2ヶ月
ここでは、この症例の記録とは別に、「曲げても反らしても痛む、急に出た腰の痛み」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を整理します。あくまで一般的な情報で、感じ方や経過には個人差があります。
どうして急に腰が痛くなって、曲げても反らしても痛むの?
はっきりしたきっかけなく、急に腰が痛くなり、曲げても反らしても痛むことがあります。こうした腰の痛みは、お腹や股関節の前の硬さ、座るときの姿勢が背景にあると言われることがあります。前側が硬いと座るときに腰へ負担がかかり、股関節が伸びにくいと反らす動きでも腰が補いやすくなると考えられています。
急に出た腰の痛みでも、お腹や股関節の前の硬さ、座り姿勢が関わっていることがあります。痛みが落ち着いたあと、前側の硬さや支える力を見直すことが、繰り返さないために役立つと考えられています。
杉生 真悟急に腰が痛くなって、曲げても反らしてもつらいと不安ですよね。痛む腰だけでなく、お腹や股関節の前が硬くなっていないか、座る姿勢のくせがないかも一緒に確認していきます。動き始めの痛みも見ながら進めましょう。
こんな方に気になりやすい(セルフチェック)
次のような項目に心当たりが多い方は、負担が集まりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。
- 急に腰が痛くなり、曲げても反らしても痛む
- 動き始めや朝起きたときに腰がつらい
- お腹や股関節の前が硬い感じがする
- 長く座っていることが多い
ご自宅でできる工夫
痛みが和らいできたら、一般的なセルフケアとして次のような工夫が知られています。
- 痛みの強い時期は無理に動かさず、楽な姿勢で過ごす
- 座るときは骨盤を立て、長時間同じ姿勢を続けない
- 痛みが落ち着いたら、股関節の前をゆっくり伸ばす
痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。
こんなときは医療機関へ
多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
- 脚のしびれや、力が入りにくい感じがある
- 排尿・排便のしにくさを伴う
- 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
- 発熱を伴う、転倒や強くぶつけたあとの痛み
よくある質問
急に痛くなったら安静にしていた方がよいですか?
強く痛む時期は無理をせず楽な姿勢で過ごすことがすすめられますが、痛みが和らいできたら少しずつ動いていくほうがよいと言われています。動かし方に迷うときはご相談ください。
曲げても反らしても痛むのはなぜですか?
お腹や股関節の前が硬いと、座るときも反らすときも腰が負担を補いやすいと言われています。前側の硬さをゆるめることが負担を抑えやすいとされています。
また急に痛くなるのが不安です。
前側の硬さや支える力がそのままだと、また腰に負担が集まりやすいと考えられています。続けやすいセルフケアで前側の柔らかさと支える力を保つことが、戻りにくさにつながるとされています。
杉生 真悟急に出た腰の痛みは、その場の処置だけで終わらせず、なぜ負担が集まったのかを整理することが大切だと考えています。繰り返さないよう、前側の硬さと支える力まで一緒に整えていきましょう。
この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。
施術担当者



















急に出た腰の痛みでも、お腹や股関節の前の硬さが背景にあることがあります。この方も座るときの負担が見られました。曲げても反らしても痛む状態を、出どころから整理して進めた症例です。