起き上がりで出る長年の腰の痛みが施術を経て楽になった例(50代女性・個人差あり)
主訴
2026年4月、6年ほど前から腰の痛みがあり、日によって波はありつつも施術や医療機関にはかかっていなかったとのことで、ご来院されました。あお向けの体勢や体を起こすときに症状が出て、夜中に痛みで目が覚めることもありました。
当院の評価
患者様への説明
体を起こす動きで腰に痛みがみられました。右の股関節の動きの硬さとお尻の支える力の低下によって、腰に負担が集まりやすくなっていた可能性があります。
日常動作・解剖学的動診
【日常動作】あお向けや体を起こすときに腰痛、夜間に目が覚めることも 【検査】起き上がり動作で腰部に疼痛
身体機能評価
右股関節の回旋・伸展の可動域制限/殿筋群の筋出力低下
判断
右の股関節が動きにくく、お尻の支える力が低下していたことで、体を起こす動きのときに腰へ負担が集まっていたことが主な要因と考えられます。
施術の様子
患者様への説明
この方は、右股関節の硬さとお尻の支える力の低下から腰に負担が偏っていました。股関節まわりの硬さをゆるめ、お尻や体幹を支える力を使えるようにして、腰への負担を減らす方針で進めました。
専門的内容
【手技療法】梨状筋・大腿筋膜張筋・腸腰筋へのアプローチ/【運動療法】殿筋群・体幹のトレーニング/【セルフケア】セルフケア指導
施術の経過
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初期
初回ごろ。日常生活の動作で感じていた腰の症状が和らいできました。
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中期
中盤。4回目ごろからお尻や体幹のトレーニングを取り入れ、起き上がりの動作が楽になってきました。
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後期
現在は症状が出にくい状態を保てるよう、メンテナンスを継続しています。 ※経過には個人差があり、すべての方に同じ変化を保証するものではありません。気になる症状があるときは医療機関への受診もご検討ください。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
施術 4,400円
2回目以降の料金
施術 5,500円
通院の目安
施術回数
約3〜6回
施術期間
約1〜2ヶ月
ここでは、この症例の記録とは別に、「体を起こすときに出る、長く続く腰の痛み」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を整理します。あくまで一般的な情報で、感じ方や経過には個人差があります。
どうして長年、起き上がりで腰が痛くなるの?
何年も腰の痛みが続き、あお向けや体を起こすときに痛むことがあります。こうした腰の痛みは、股関節の動きにくさや、お尻の支える力の低下が背景にあると言われることがあります。股関節が動きにくいと、体を起こす動きのときに腰が負担を補いやすくなると考えられています。
長年の腰の痛みでも、腰そのものより股関節の動きや、お尻の支える力が関わっていることがあります。長く続いていても、動きや支える力を見直すことで負担を減らせる場合があると考えられています。
杉生 真悟長く付き合ってきた腰の痛みだと、もう仕方ないと感じてしまいますよね。痛む腰だけでなく、股関節が動けているか、お尻の支える力が使えているかも一緒に確認していきます。夜に目が覚めるといった様子も確かめながら進めましょう。
こんな方に気になりやすい(セルフチェック)
次のような項目に心当たりが多い方は、負担が集まりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。
- 体を起こすときやあお向けで腰が痛む
- 長年、腰の痛みを繰り返している
- 股関節の動きが硬い感じがする
- お尻の支える力が弱い感じがする
ご自宅でできる工夫
痛みが和らいできたら、一般的なセルフケアとして次のような工夫が知られています。
- 痛みの強い時期は無理に動かさず、楽な姿勢で過ごす
- 起き上がるときは横向きを経由して、腰をひねりすぎない
- 痛みが落ち着いたら、股関節やお尻をゆっくり動かす運動を取り入れる
痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。
こんなときは医療機関へ
多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
- 脚のしびれや、力が入りにくい感じがある
- 安静にしていても強く痛む、夜間の痛みが強い・続く
- だんだん痛みが強くなる、体重が減ってきた
- 発熱を伴う、転倒や強くぶつけたあとの痛み
よくある質問
長年の腰痛でも、よくなりますか?
長く続いていても、股関節の動きやお尻の支える力を見直すことで負担を減らせる場合があると言われています。ご状態に合わせて進めていきます。
夜に痛みで目が覚めるのですが、大丈夫でしょうか?
夜間の痛みが強い・続くときは、念のため医療機関で確かめることが大切だと言われています。気になるサインがあるときは受診もご検討ください。当院でも様子を確かめながら進めます。
また繰り返さないか心配です。
股関節の動きや支える力がそのままだと、また腰に負担が集まりやすいと考えられています。続けやすいセルフケアで動きと支える力を保つことが、戻りにくさにつながるとされています。
杉生 真悟長年の腰の痛みは、その場をやわらげるだけでなく、なぜ負担が集まるのかを整理することが大切だと考えています。気になるサインも確かめながら、股関節とお尻の働きまで一緒に整えていきましょう。
この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。
施術担当者



















長年続く腰の痛みでも、股関節の硬さやお尻の支える力が背景にあることがあります。この方も右股関節の動きにくさが見られました。夜間の様子も確かめながら、出どころを整理して進めた症例です。