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二宮寿己の担当症例

園児と目線を合わせるたびに痛んだ腰が施術を経て楽になった例(20代女性)

園児と目線を合わせるたびに痛んだ腰が施術を経て楽になった例(20代女性)

主訴

仕事中に始まった腰の痛み(しゃがむ・床に座る・横になると痛む)
患者様: 女性 (20代)
来院日: 20260601

2026年6月、腰の痛みでご来院されました。保育士のお仕事中に違和感を感じ、夜には痛みに変わったとのことでした。床に座る動作や横になる際に痛みがあり、園児と目線を合わせるたびに痛むことが、お仕事を続けるうえで大きな負担になっていました。

当院の評価

患者様への説明

痛めてから日が浅く、患部に炎症があると考えられる状態でした。お仕事では、園児の目線に合わせてしゃがむ・床に座る動きをくり返すため、腰を反らせて姿勢を支える力が積み重なって発症したものと考えました。股関節の前側の筋肉の硬さも、腰への負担を強めていると評価しました。

日常動作・解剖学的動診

【日常動作】床に座る・横になる・園児と目線を合わせるしゃがみ動作で腰に痛み 【経緯】仕事中の違和感が夜に痛みへ変化、受傷後間もない炎症期と評価

身体機能評価

腰椎への過剰な伸展負荷の蓄積(保育業務のしゃがみ・床座位の反復)/股関節屈筋群の硬さ

判断

園児と目線を合わせるしゃがみや床座りをくり返すお仕事の中で、腰を反らせて支える負担が積み重なり、発症につながったと考えました。

施術の様子

患者様への説明

痛めて間もない時期だったため、まずは炎症を落ち着かせることを目的とした鍼と電気療法を中心に行いました。あわせて、股関節の前側の筋肉をゆるめる施術と、痛みへの恐怖心を取り除くための運動を組み合わせながら進めました。

専門的内容

【鍼・物理療法】炎症期の疼痛管理を目的とした鍼施術・電気療法/【手技療法】股関節屈筋群へのアプローチ/【運動療法】動作への恐怖心を取り除く運動を併用

施術の経過

初期

3回の施術で、痛みを感じなくなりました。

中期

痛みが引いたあとも、しゃがむ・床に座る動作を怖がらずに行えるよう、運動を交えて確かめました。

後期

現在は月1回のメンテナンスを続けられています。

二宮 寿己
二宮 寿己

急に痛めた直後は、「この動きをしたらまた痛むのでは」という怖さが、体の動きをさらに硬くしてしまうことがあります。この方は保育のお仕事柄、しゃがむ動作を避けられないため、炎症を落ち着かせる施術と並行して、怖がらずに動ける感覚を取り戻す運動を大切にしました。3回で痛みなくお仕事に向かえるようになった症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 5,940円

2回目以降の料金

施術 8,470円

通院の目安

施術回数

約3回

施術期間

その後は月1回のメンテナンスを継続中

※料金は、施術内容やご提案(物理療法・テーピング・鍼灸など)によって幅があり、掲載している金額は施術当時の実額です。現在の基本料金の考え方は 料金のご案内 をご覧ください。
この症状について しゃがむたびに痛む急な腰の痛み、仕事を続けながらの進め方から考える

ここでは、この症例の記録とは別に、「しゃがむ・床に座る動作のたびに出る、急に始まった腰の痛み」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を順にたどります。

どうしてしゃがむ動作で腰が痛むの?

しゃがんで目線を下げる・床から立ち上がるという動きは、腰と股関節が協力して行う動きと言われています。この動きを一日に何十回もくり返すお仕事では、腰を反らせて姿勢を支える負担が積み重なりやすく、あるとき痛みとしてあらわれることがあると考えられています。保育や介護など、目線を下げる場面の多いお仕事で起こりやすいと言われています。

ここがポイント

急に痛めた直後は、炎症を落ち着かせることと、痛みへの怖さで動きを固めてしまわないことの両方が大切と言われています。

二宮 寿己二宮 寿己

お仕事を休めない方ほど、「痛いのを我慢して動く」か「怖くて動けない」かの両極端になりがちです。炎症の時期に合わせた施術と、怖がらずに動ける範囲の確認を組み合わせると、仕事を続けながらでも回りやすくなります。しゃがむお仕事の腰痛は、ぜひ早めにご相談ください。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、負担が集まりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • しゃがむ・床に座る動作で腰が痛む
  • 仕事中の違和感が、時間がたってから痛みに変わった
  • 痛みが怖くて動きがぎこちなくなっている
  • 保育・介護など目線を下げる場面が多い仕事をしている

ご自宅でできる工夫

痛みが和らいできたら、一般的なセルフケアとして次のような工夫が知られています。

  • 痛みの強い時期は、しゃがむ代わりに片膝をつくなど、腰の反りを抑えた動きを使う
  • 床に座るときはあぐらや横座りを避け、壁やクッションで骨盤を支える
  • 痛みが落ち着いてきたら、痛みのない範囲でしゃがむ動作を少しずつ再開する

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 脚のしびれや力の入りにくさを伴う
  • 安静にしていても痛みが強まり続けている
  • 排尿・排便のコントロールがしづらい
  • 発熱を伴う腰の痛みが続いている

よくある質問

仕事は休まないとだめですか?

状態によりますが、この症例の方はお仕事を続けながら、3回の施術で痛みを感じなくなりました。痛みの強い時期の動き方の工夫もあわせてお伝えしています。

痛めてすぐでも施術を受けられますか?

受けられます。この症例では、痛めて間もない炎症期と評価し、炎症を落ち着かせる鍼と電気療法を中心に行いました。時期によって施術の内容を変えて進めています。

痛みが引いたのに運動をするのはなぜですか?

急な痛みのあとは、「また痛むのでは」という怖さで動きが硬くなり、それが次の負担につながることがあると言われています。この症例では、怖がらずにしゃがめる感覚を取り戻す運動までを一連の施術として行いました。

二宮 寿己二宮 寿己

毎日子どもたちと向かい合うお仕事だからこそ、腰の不安なくしゃがめることが大切です。急な痛みは早めに、一緒に立て直していきましょう。

症例をさらに深掘り

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

しゃがむと腰が痛い、立ったりしゃがんだりが多い仕事で出る腰痛をどう考えるか。症例をスタッフで検討

施術担当者

二宮 寿己
とんとん整骨院 ときわ台店

経歴

柔道整復師・鍼灸師。ときわ台店所属。お仕事や生活の負担を踏まえ、手技と鍼、運動指導を組み合わせて、症状の出どころから整える施術を心がけています。
監修:瀬谷崎 将也(とんとん整骨院 代表・柔道整復師)
症例の掲載方針

症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。

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