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稲毛田和磨の担当症例

数分歩くと痛んだ足が施術を経て歩きやすくなった例

数分歩くと痛んだ足が施術を経て歩きやすくなった例

主訴

右臀部~大腿部にかけての痛み
患者様: 女性 (60代)
来院日: 2026年02月

患者様は通勤や仕事の移動中に右の臀部から太ももにかけての痛みを1か月前から自覚されていました。数分歩くと一度休憩しないといけないほどの痛みでした。ですので、仕事の効率が悪くなってしまったり趣味に使う時間が減ってしまいました。整形外科では脊柱管狭窄症と診断され、牽引治療や痛み止めの処方をされていました。また、ストレッチもされていましたが痛みが強くなってしまったため当院へ来院されました。

当院の評価

患者様への説明

腰そのものが悪いというよりも、股関節の硬さとお尻の筋力低下により、腰に負担が集中している状態でした。それにより過剰に腰が反ってしまい、脊柱管が圧迫されている状態だと考えられます。

日常動作・解剖学的動診

・後屈動作:右臀部から大腿後面の痛み ・右側屈動作:後屈時より強い右臀部から大腿後面の痛み ・歩行時痛の痛みと腰椎後弯時の症状軽減

身体機能評価

・股関節の伸展制限 ・体幹筋群(腹部・臀部)の筋出力低下

判断

股関節の可動域制限により腰部へ過剰な負担をかけていることが主な原因である可能性があると判断しました。

施術の様子

患者様への説明

この方は、股関節の硬さとお尻の筋力低下から腰が反りすぎ、お尻から太ももに負担がかかっていました。股関節の動きを引き出し、お尻・体幹を使えるようにして、歩行時の負担を減らす方針で進めました。

専門的内容

・股関節可動域の向上手技 ・臀部の筋出力向上の運動療法 ・腰椎・骨盤周囲の関節・神経モビライゼーション

施術の経過

初期

歩いた時の痛みはあるが前かがみになれば休まず歩ける。

中期

痛みの出る頻度、程度がともに軽減。痛みが出ても問題なく歩ける。

後期

数分歩くと休んでいた状態から、続けて歩きやすくなってきています。通勤や移動の多い方のため、再発予防として股関節の柔軟性と臀部の筋力づくりを続けています。

稲毛田 和磨
稲毛田 和磨

歩くとお尻から太ももに出る痛みは、股関節の硬さとお尻の弱さで腰が反りすぎることが背景にあることがあります。この方も股関節まわりが影響していました。土台を整えられたことが変化につながった症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 5,940円

2回目以降の料金

施術 7,480円 + 鍼灸 3,300円

通院の目安

施術回数

7~10回

施術期間

6~12週間

※料金は、施術内容やご提案(物理療法・テーピング・鍼灸など)によって幅があり、掲載している金額は施術当時の実額です。現在の基本料金の考え方は 料金のご案内 をご覧ください。
この症状について 歩くと出るお尻から太ももの痛みの原因とセルフケア

ここでは、この症例の記録とは別に、「右臀部から太ももにかけて痛む」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を順にたどります。

なぜお尻から太もも・ふくらはぎに痛みやしびれが出るの?

お尻から太もも・ふくらはぎに出る痛みやしびれには、腰やお尻まわりの神経の通り道への負担が関係していると言われることがあります。背景として腰の反りすぎやお尻の奥の筋肉の硬さ・股関節の動きが挙げられることもあり、症状の出る場所と原因の場所が別のこともあるとされています。

ここがポイント

お尻から脚の症状は、腰に限らず、お尻の奥の筋肉や股関節の動きと関わっている場合があります。しびれの強さや範囲を見ながら、負担の出どころをたどることが大切だと考えられています。

稲毛田 和磨稲毛田 和磨

脚のしびれは不安が大きいと思います。腰側なのかお尻側なのか、どんな動きで強くなるのかを調べていくと、負担の出どころがつかめてくることがあります。しびれの経過は焦らず丁寧に見守っていきます。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • 太ももやふくらはぎまで、お尻から痛みやしびれが広がる
  • 長時間の座位や前かがみで症状が増す
  • お尻の奥が硬く、押されると響くように感じる
  • どちらか片方の脚に症状が出やすい

ご自宅でできる工夫

次のような工夫が一般的なセルフケアとして知られています。

  • 症状が強くなる姿勢を一時的に避ける
  • お尻や股関節まわりをゆっくり動かす・ストレッチする
  • 長時間同じ姿勢を続けず、こまめに体勢を変える

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

お尻や脚の症状の多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 脚に力が入りにくい、つまずきやすくなった
  • 両脚にしびれが広がる、症状が急に強くなった
  • 排尿・排便のしにくさなど、いつもと違う変化がある
  • 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める

よくある質問

しびれが出ているときは、安静にしておくべきですか?

安静を続けすぎるより、症状が強まらない範囲で体を動かす方が役立つと一般に言われています。ただし力が入りにくい、しびれが広がるといった場合は医療機関にご相談ください。

お尻や股関節まで確認するのは、どうしてですか?

神経が通るお尻の奥の筋肉や股関節の状態が、お尻から脚の症状に関わっていることがあると言われています。痛む場所の周囲まで含めて確かめるのはそのためです。

しびれはなかなか変わらないと聞きますが、そうなのですか?

痛みよりもしびれの方が、変化を実感するまで時間を要することがあると言われています。気になる変化があれば早めにご相談ください。

稲毛田 和磨稲毛田 和磨

お尻や脚のしびれは長引くと不安になりますよね。負担のかかっている場所を一つずつ切り分けると、先の見通しが立ちやすくなります。気になるときは無理せずご相談ください。

症例をさらに詳しく

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

お尻から足のしびれ、原因は股関節と腰の反りすぎか。症例をスタッフで検討

施術担当者

稲毛田 和磨
とんとん整骨院 東武練馬店

経歴

茨城県出身。小学生から野球を始め、中学生以降はケガを繰り返した経験から、同じように悩む人の力になりたいと治療家を志す。柔道整復師・はり師・きゅう師の国家資格を取得し、患者様の役に立てるよう日々研鑽している。
監修:瀬谷崎 将也(とんとん整骨院 代表・柔道整復師)
症例の掲載方針

症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。

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