仕事のせいと諦めていた腰痛が施術を経て楽になった例
主訴
十数年前から仕事中の腰の重さ、急な痛みがあり、ここ最近では仕事が休みの日でも重たさが残るようになってきた。花屋での働いていて床から花を持ち上げたり、車での配達作業時の車から降りる際に痛みが強くでる 忙しい時期など思い切り仕事ができないなどの悩みがある。 これでま、いくつか保険での接骨院には通っていた。
当院の評価
患者様への説明
兆時間での車の配達やデスクワークがあるなかで急に身体を動かすことで腰そのものに負担がかかり痛みが発生している可能性がある
日常動作・解剖学的動診
【日常動作】 前かがみ 椅子からの立ち上がり 重たい荷物を運ぶとき 【解剖学的動診】 後屈時:腰部に鈍痛 左右側屈時:腰部に鈍痛
身体機能評価
股関節の伸展、側屈制限 大殿筋の延長 デスクワークなどにより、股関節の伸展制限で腰部での伸展動作が代償しているた考えられる
判断
長時間のデスクワークや、車の配達において股関節の屈筋群に硬化が診られ、そのため伸展動作や側屈動作時に過剰な腰部への負担が原因と考えられる。が主な原因である可能性があると判断しました。
施術の様子
患者様への説明
この方は、配達やデスクワークで股関節が伸びにくくなり、反る動きを腰が肩代わりしていました。大腿前面をゆるめて大殿筋を使えるようにし、急な動作でも腰に負担が偏りにくい状態を目指しました。
専門的内容
【手技療法】 大腿直筋、大体筋膜直筋のリラクセーション 【運動療法】 大殿筋の短縮化 【物理療法】 ハイボルテージの疼痛抑制 【セルフケア指導】 大腿直筋、大体筋膜直筋のストレッチ。 大殿筋のトレーニング
施術の経過
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初期
1回〜4回 動診の伸展での痛みが大きく軽減した。 日常生活で長時間での座位があるときは30分から1時間以内での立位を提案した
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中期
5回〜8回 期間を空けていくと痛みが出現してくる。 ストレッチをすると楽になる
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後期
伸展動作での痛みが軽減してきました。重い物を持つ花屋のお仕事のため、再発予防として股関節の柔軟性とお尻の筋力づくりを続けています。
料金・通院目安
料金の目安
初回料金
施術 3,740円 + 物理療法 690円
2回目以降の料金
施術 7,480円 + 物理療法 690円
通院の目安
施術回数
8〜12回
施術期間
約1〜3ヶ月
ここでは、この症例の記録とは別に、「仕事中に急に強い腰の痛みが出る」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を見ていきます。
急に腰が痛くなるのはなぜ?
急な腰の痛みは、重い物を持ち上げた、ひねった、前かがみになった、といった日常のちょっとした動作をきっかけに起こることが多いと言われています。もともと腰や股関節まわりの動きが固まっていたところに負担が重なって出る場合もあると考えられており、痛みの強さと組織のダメージの大きさは必ずしも一致しないとも言われています。
急な腰の痛みは、安静にしすぎず、痛みの範囲で少しずつ動くことが回復の助けになると言われています。一方で、しびれや力の入りにくさを伴うときは別の対応が必要なこともあります。
塩谷 健太急に来た腰の痛みは不安が大きいと思います。多くは時間とともに落ち着いていくと言われていますが、痛みの出方や動かせる範囲を確認しながら、無理のない範囲で進めていくのが大切だと考えています。
こんな方に気になりやすい(セルフチェック)
次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。
- 重い物を持つ・ひねるなど、きっかけになる動作があった
- 痛みで一定の姿勢から動き出しにくい
- これまでにも繰り返し腰を痛めたことがある
- 日ごろ腰や股関節まわりが硬いと感じる
ご自宅でできる工夫
一般的なセルフケアとして、次のような工夫が知られています。
- 痛みの強い時期は、痛みが増す動作を一時的に避ける
- 長く同じ姿勢で固めず、痛みのない範囲で少しずつ動かす
- 楽な姿勢を見つけて休む時間もつくる
痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。
こんなときは医療機関へ
急な腰の痛みの多くは数日〜数週間で和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。
- 脚のしびれや、力が入りにくい感じがある
- 排尿・排便のしにくさなど、いつもと違う変化がある
- 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
- 発熱を伴う、または転倒など強くぶつけた後の痛み
よくある質問
ぎっくり腰のときは、安静にして動かない方がいいですか?
以前は安静第一と言われていましたが、近年は痛みの範囲で少しずつ動いた方が回復の助けになりやすいと言われています。ただし痛みが強い時期の無理は禁物で、しびれを伴う場合は医療機関にご相談ください。
冷やすのと温めるの、どちらがよいですか?
一概には言えませんが、急に強く痛めた直後は熱を持つことがあり、その後は楽に感じる方を選ぶ方が多いとされています。迷う場合や強い痛みが続く場合は医療機関にご相談ください。
繰り返さないために気をつけることはありますか?
持ち上げ方や日ごろの股関節・お尻の柔軟性、こまめに体を動かす習慣が役立つと言われています。
塩谷 健太急な痛みは焦りますよね。落ち着いてくる過程で、繰り返さない体の使い方まで一緒に整理できると安心だと思います。気になるときは早めにご相談ください。
この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。
施術担当者

経歴
症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。





長年「仕事のせい」と付き合ってきた腰の重さや痛みも、股関節の動きのクセが背景にあることがあります。この方は股関節の伸展制限を腰が肩代わりしていました。順に整えられたことが変化につながった症例です。