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稲毛田和磨の担当症例

動くのもつらかった腰痛が施術を経て落ち着いた例

動くのもつらかった腰痛が施術を経て落ち着いた例

主訴

前屈動作での腰痛
患者様: 男性 (30代)
来院日: 2023年04月

1週間前に朝起きた時から感じていた腰痛。何をしていても痛みがあるが特に洗顔時に前屈動作をとると痛い・それによりお仕事に影響が出てしまうのがお悩み。

当院の評価

患者様への説明

腰が悪いというよりも、股関節前面と腹部の筋肉の硬さとお尻の筋力低下により、腰に負担が集中している状態でした。股関節周りの筋肉が硬くなり、腰を丸める動きが制限されていることで、痛みが出ている可能性があります。

日常動作・解剖学的動診

【日常動作】 洗顔時に腰を倒すと痛い 【解剖学的動診】 屈曲動作:腰部に強い痛み

身体機能評価

"股関節の屈曲制限 臀部の筋出力低下と筋延長 ハムストリングスの短縮 腰椎過屈曲による代償動作"

判断

股関節と体幹の連動性低下が腰部へ過剰な負担をかけている可能性があるが主な原因である可能性があると判断しました。

施術の様子

患者様への説明

この方は、股関節が曲がりにくく、前屈の動きを腰が過剰に肩代わりしていました(腰の曲がりすぎ)。股関節まわりと腹部をゆるめ、お尻を使えるようにして、前かがみでも腰に負担が偏りにくい状態を目指しました。

専門的内容

【手技療法】 股間節周囲筋と腹部の筋の押圧 【運動療法】 股関節周囲筋のストレッチ 臀部のトレーニング 【セルフケア指導】 ハムストリングスストレッチ 大殿筋トレーニング

施術の経過

初期

1回〜3回 朝の歩行中には痛みが無くなり、日中の痛みが減りました。

中期

3回〜8回 長時間座位が続くとハリ感があるが痛みを感じることが無くなった。

後期

朝の歩行時の痛みがなくなり、日中の痛みも落ち着いてきています。長く座る場面が多い方のため、再発予防として股関節の柔軟性と臀部の筋力づくりを続けています。

稲毛田 和磨
稲毛田 和磨

前屈で強まる腰の痛みは、股関節の硬さから腰が曲がりすぎていることが背景にあることがあります。この方も股関節の屈曲制限を腰が肩代わりしていました。順に整えられたことが変化につながった症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 3,740円

2回目以降の料金

施術 7,480円

通院の目安

施術回数

17〜12回

施術期間

約3〜5ヶ月

※料金は、施術内容やご提案(物理療法・テーピング・鍼灸など)によって幅があり、掲載している金額は施術当時の実額です。現在の基本料金の考え方は 料金のご案内 をご覧ください。
この症状について 前かがみで出る腰の痛みの原因とセルフケア

ここでは、この症例の記録とは別に、「前かがみの動作で腰が痛む」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を確認します。

座る姿勢が続くと腰がつらくなるのはなぜでしょう?

座りっぱなしや前かがみが長く続く生活では、腰だけでなく、股関節まわりの硬さ、お腹・お尻の筋肉の使い方が腰の負担に関わるとされています。大きな異常が画像検査で見当たらない場合であっても、こうした体の使い方のバランスの崩れが、座っているときの腰の重さや痛みを招いている可能性が考えられます。

ここがポイント

座位での腰の痛みには、腰そのものとあわせて、股関節の硬さお腹・お尻の筋力が関与していることがあります。腰の周辺まで含めて調べることが大切と考えられています。

稲毛田 和磨稲毛田 和磨

股関節やお尻の使い方まで含めて確かめていくと、腰だけをみていたときには分からなかった負担の出どころがつかめることがあります。腰の痛みの原因が、いつも腰にあるとは限らないんですよ。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • デスクワークなどで、1日に長く座っている
  • 座っていると、だんだん腰が重く・痛くなってくる
  • 立ち上がるときに腰が伸びにくい、いったん止まってしまう
  • お尻や太ももの裏が硬い感じがする
  • 反り腰気味だと言われたことがある

ご自宅でできる工夫

一般的なセルフケアとして、次のような工夫が知られています。

  • 30分〜1時間に一度は立ち上がり、姿勢を変える
  • 椅子に深く座り、骨盤を立てるように意識する
  • 股関節やお尻まわりを軽く動かす・ストレッチする

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

腰の症状の多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 脚のしびれや、力が入りにくい感じがある
  • 排尿・排便のしにくさなど、いつもと違う変化がある
  • 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
  • 発熱を伴う、または転倒など強くぶつけた後の痛み

よくある質問

座って腰が痛くなるなら、座る時間を極力なくしたほうがいいですか?

同じ姿勢が長く続くこと自体が腰の負担になりやすい、と一般に言われています。座らない生活を目指すより、こまめに立つ・姿勢を入れ替えるほうが現実的な方法とされています。痛みが強い場合は医療機関にご相談ください。

腰がつらいのに、股関節やお尻の状態をみるのはどうしてですか?

腰にかかる負担は、腰そのものだけでなく、周囲の関節や筋肉の動き方と関係することがあると言われています。腰以外の部位もあわせて確かめるのは、そのためです。

落ち着いてきたあとも、続けておくべき注意はありますか?

再発しにくくするためには、座り方・立ち上がり方と、こまめに体を動かす習慣が役立つと考えられています。

稲毛田 和磨稲毛田 和磨

つらい腰の痛みも、原因を突き止めていくと変わっていくことがあります。我慢して長引かせてしまう前に、気になるときは無理せず一度ご相談くださいね。

症例をさらに詳しく

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

前かがみになると腰が痛い、洗顔や物拾いがつらい腰痛。症例をスタッフで検討

施術担当者

稲毛田 和磨
とんとん整骨院 東武練馬店

経歴

茨城県出身。小学生から野球を始め、中学生以降はケガを繰り返した経験から、同じように悩む人の力になりたいと治療家を志す。柔道整復師・はり師・きゅう師の国家資格を取得し、患者様の役に立てるよう日々研鑽している。
監修:瀬谷崎 将也(とんとん整骨院 代表・柔道整復師)
症例の掲載方針

症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。

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