メニュー

ご来店・ご予約

店舗一覧・アクセス 料金について はじめての方へ 交通事故・むちうち

当院を知る

症例を見る スタッフ紹介 患者様の声 当院について

症状から探す

お悩みナビ(症状別) コラム・検査ガイド

その他

お問い合わせ

夜中に肩の痛みで目が覚めるのはなぜ?眠れない肩の夜間痛と病院受診の目安

夜の肩の痛みは、眠れなさの程度までが手がかり

夜、肩の痛みで目が覚める。痛い側を下にして眠れない。こうした肩の夜間痛は、五十肩(凍結肩)や腱板の問題でよく起こる、つらいけれど説明のつく症状であることがほとんどです。ただ、その中に、動きや姿勢と関係なく進む痛みや、肩以外の病気からのサインが混ざることがあります。眠れない肩の痛みと、病院で診てもらう目安を解説します。

肩の痛みで相談に来られる方の中には、「昼間より夜の方がつらい」という方が少なくありません。寝ようとすると痛い。寝返りで目が覚める。朝方になるとズキズキする。

睡眠が削られると、体の回復も痛みの感じ方も悪くなっていくので、夜間痛は生活の質に直結する症状です。

この記事では、なぜ夜に肩が痛くなるのか、どこまでが肩の問題として説明できるのか、そしてどんなときに病院で診てもらった方がよいのかを、順にたどっていきます。

夜に肩が痛くなるのには、仕組みがある

肩の夜間痛には、いくつかの仕組みが重なっています。

ひとつは炎症と圧です。腱板(けんばん・肩を動かす筋肉の腱の集まり)やその上にある滑液包(かつえきほう・クッションの袋)に炎症があると、横になって腕の位置が変わるだけで内部の圧が高まり、痛みが目立ちやすくなります。

もうひとつは寝ている姿勢です。痛い側を下にすれば肩は直接圧迫されますし、仰向けでも腕の置き方によって肩の前や後ろの組織が引き伸ばされることがあります。さらに、肩まわりの血流の変化が夜間痛に関わる可能性も報告されています。

五十肩(凍結肩)の炎症が強い時期、腱板の障害、石灰性腱炎(せっかいせいけんえん・腱に石灰がたまって強い炎症を起こす状態)。どれも夜間痛を起こしやすい、肩ではよくある病態です。つまり、夜に痛いこと自体は、ただちに危険という意味ではありません。

まなぶ先生 まなぶ先生

患者さんから「夜眠れないほど痛いなんて、よほど悪いんじゃないか」と不安そうに聞かれます。夜間痛の強さは、重症度と比例するんでしょうか?

教子先生 教子先生

逆に「寝方が悪いだけですよね」と軽く考えて、何か月も我慢してから来られる方もいますよね。どちらの受け止め方も多い印象です。

瀬谷崎 瀬谷崎

痛みの強さと病気の重さは、必ずしも比例しません。五十肩や石灰性腱炎は、危険な病気ではありませんが夜間痛はかなり強く出ます。私たちが気にしているのは強さよりも、眠れなさがどの程度か、姿勢や動きで痛みが変わるか、そして経過が良くなる方向か悪くなる方向か。この組み合わせです。毎晩何度も目が覚める状態が続いているなら、原因が何であれ、一度きちんと調べて痛みの対処をした方がいい段階だと思います。

病院で診てもらいたいサイン

肩の夜間痛の多くは肩の組織で説明できますが、次のような項目が重なるときは、様子を見るより先に医療機関で診てもらうことをおすすめします。

  • 姿勢や動きを変えても痛みがほとんど変わらず、時間とともに悪化している
  • 毎晩何度も目が覚める状態が数週間続いている
  • がんの治療中、または治療した経験がある
  • ダイエットをしていないのに体重が減った、発熱や強いだるさを伴う
  • 腕や手のしびれ・脱力が広がってきた
  • 転んだり肩をぶつけたりした後から、腕が上がらなくなった
すぐに受診を

肩の痛みに、胸の圧迫感や締めつけ感、息苦しさ、冷や汗を伴うときは、心臓の病気が肩の痛みとして感じられている可能性があります。とくに動いたときに強くなる場合は、様子を見ずにすぐ医療機関へ。救急車の利用もためらわないでください。

まなぶ先生 まなぶ先生

「五十肩と言われたので、治るまで待つしかないですよね」という方も多いです。診断がついていれば、あとは様子見でいいんでしょうか?

教子先生 教子先生

名前がつくと安心して、眠れないまま何か月も耐えてしまう方はいますよね。それはそれで、もったいない気がします。

瀬谷崎 瀬谷崎

五十肩でも、炎症が強い時期の夜間痛には、病院での注射や薬が助けになることがあります。石灰性腱炎の急な激痛も、病院での処置で楽になる場合があります。我慢することが治療ではないんです。それと、五十肩と思っていたら腱板断裂だった、という例もあるので、経過が説明と合わないときは、もう一度診てもらう価値があります。

とんとん整骨院では、眠れなさの程度から確認します

とんとん整骨院・整体院では、肩の夜間痛のご相談で、まず眠れなさの程度をうかがいます。時々気になる程度なのか、毎晩目が覚めるのか、明らかな睡眠不足になっているのか。段階によって、急ぐべきことが変わるからです。

そのうえで、どの姿勢で痛むのか、日中の動きでの痛みや可動域、しびれや脱力の有無、既往歴を確認します。上に挙げたサインが重なる場合や、炎症が強くて睡眠がしっかり削られている場合は、施術より先に医療機関での確認と痛みの対処をご案内します。

病院での確認を経た肩や、姿勢・使い方の負担による痛みについては、施術と寝る姿勢の工夫(抱き枕やクッションで腕の位置を支えるなど)で力になれる部分があります。ここでも順番が大切です。

受診の目安

動きや姿勢で変わらず悪化していく夜間痛、数週間続く睡眠障害、がんの既往、体重減少や発熱、しびれ・脱力、外傷後に腕が上がらない。これらが重なるときは整形外科で診てもらってください。胸の圧迫感や冷や汗を伴うときは、すぐに受診を。

眠れない夜が続くなら、それだけで相談してよい理由になる

肩の夜間痛の多くは、五十肩や腱板といった肩の問題で説明がつき、時間と適切な対処で良くなっていきます。ただ、眠れない状態が続くこと自体が体には大きな負担で、痛みをさらに強くする悪循環にもつながります。

危険なサインがあるかどうかにかかわらず、睡眠が削られているなら、それはもう我慢の段階ではありません。病院での痛みの対処も含めて、確かめながら進みましょう。

瀬谷崎 瀬谷崎

夜間痛は、痛みそのものより「眠れないつらさ」が生活を削っていきます。ご相談のときは、どの姿勢で痛むか、一晩に何回目が覚めるかを教えてください。それだけで見え方がかなり変わります。病院での確認が必要そうなときは、率直にそうお伝えして、受診先のご案内までお手伝いします。

瀬谷崎将也
株式会社とんとん/とんとん整骨院 代表。臨床系セラピストスクール「ANOアカデミー」主宰。

とんとん整骨院 代表。柔道整復師として、都内に鍼灸整骨院4店舗・鍼灸院1店舗を運営。多くの患者と関わる中で、「痛み」や「慢性疼痛」への深い理解の必要性を痛感し、EBM(根拠に基づく医療)・バイオメカニクス・BPSモデル(生物心理社会モデル)を軸とした臨床を実践。その知見をもとに、臨床系セラピストスクール「ANOアカデミー」を主宰し、セミナー運営など施術者の育成・教育にも精力的に取り組んでいる。

読みもの

症例カンファレンス

症状コラム

施術・検査ガイド

とんとんブログ

交通事故・むちうちの方