ぎっくり腰

ものを取ろうとして急に出た腰の痛みが施術を経て楽になった例(40代男性・個人差あり)

ものを取ろうとして急に出た腰の痛みが施術を経て楽になった例(40代男性・個人差あり)

主訴

急に出た腰の痛み
患者様: 男性 (40代)
来院日: 20260103

2026年1月、4日前に下に落ちたものを取ろうとした際に出た腰の痛みを主訴にご来院されました。きっかけのあと、何をしていても痛む状態が続いていました。

当院の評価

患者様への説明

腰を反らす動きで痛みがみられ、股関節の動きの硬さと、お尻まわりを支える力の低下が確認されました。腰そのものよりも、股関節が動きにくい分を腰が動いて補っていたことが、負担につながっていた可能性があります。

日常動作・解剖学的動診

【日常動作】動作全般で腰痛(じっとしていても痛みあり) 【検査】腰部の伸展動作で痛み

身体機能評価

股関節の伸展可動域の制限/臀部の筋出力低下

判断

股関節の可動域制限により、腰部で動きを代償する過可動性が生じていたことが、腰への負担につながっていた主な要因と考えられます。

施術の様子

患者様への説明

この方は、股関節が動きにくい分を腰が補って負担が偏っていました。股関節まわりの硬さをゆるめ、お尻の筋肉を使えるようにして、腰への負担を減らす方針で進めました。

専門的内容

【手技療法】股関節伸筋群へのアプローチ/【運動療法】臀部トレーニング・ストレッチ指導/経過に応じて腹筋群のトレーニングを追加

施術の経過

初期

初回。施術後に、腰を反らしたときの痛みが和らいできました。

中期

5回目ごろ。日常生活での支障がほぼ気にならなくなり、再発予防として腹筋群のトレーニングも加えていきました。

後期

現在は再発予防を目的にメンテナンスを継続しています。急な負担で腰に痛みが出やすい方のため、股関節の柔軟性と、お腹・お尻を支える力づくりを続けています。 ※経過には個人差があり、すべての方に同じ変化を保証するものではありません。気になる症状があるときは医療機関への受診もご検討ください。

急な腰の痛みでも、腰そのものより股関節の動きにくさが背景にあることがあります。この方も股関節の制限を腰が補っていた状態でした。出どころを整理して順に進められたことが変化につながった症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 3,740円+物療 1,650円

2回目以降の料金

施術 7,480円

通院の目安

施術回数

約5〜8回

施術期間

約1〜2ヶ月

※症状や状態により個人差があります。
この症状について 急に出た腰の痛み、繰り返さないために

ここでは、この症例の記録とは別に、「急に腰が痛くなった」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を整理します。あくまで一般的な情報で、症状の感じ方や経過には個人差があります。

どうして急に腰が痛くなるの?

ものを取ろうとしてかがんだ、振り向いた、立ち上がったなど、何気ない動作で急に腰が痛くなることがあります。こうした急な腰の痛みは、その瞬間の動作だけが原因とは限らず、股関節やお尻まわりの動きにくさが背景にあると言われることがあります。動きにくい部分を腰が代わりに動いて補うことで、腰に負担が集まりやすくなると考えられています。

ここがポイント

急な腰の痛みでも、腰そのものより股関節やお尻の支える力が関わっていることがあります。痛みが落ち着いたあと、繰り返さないために動きや使い方を見直すことが役立つと考えられています。

伊藤 聡史伊藤 聡史

急に出た腰の痛みは不安が大きいですよね。痛む腰だけでなく、股関節がどれくらい動けているかも一緒に確認していきます。痛みが落ち着いたあと、繰り返さない体づくりまで見据えて進めましょう。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、腰に負担が集まりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • かがむ・物を取るなど、ふとした動作で腰を痛めたことがある
  • 股関節やお尻、太ももの裏が硬い感じがする
  • しゃがむ・あぐらの姿勢が苦手
  • 過去にも腰を痛めたことを繰り返している

ご自宅でできる工夫

急性期を過ぎて痛みが和らいできたら、一般的なセルフケアとして次のような工夫が知られています。

  • 痛みの強い時期は無理に動かさず、楽な姿勢で過ごす
  • かがむときは腰だけで曲げず、股関節と膝を使ってしゃがむ
  • 痛みが落ち着いたら、股関節やお尻をゆっくり動かす・ストレッチする

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

急な腰の痛みの多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 脚のしびれや、力が入りにくい感じがある
  • 排尿・排便のしにくさを伴う
  • 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める
  • 発熱を伴う、転倒や強くぶつけたあとの痛み

よくある質問

急に腰が痛くなったら、安静にしていた方がよいですか?

強く痛む時期は無理をせず楽な姿勢で過ごすことがすすめられますが、痛みが和らいできたら少しずつ動いていくほうがよいと言われています。動かし方に迷うときはご相談ください。

クセになっていて何度も腰を痛めます。なぜですか?

痛みが治まっても、股関節の動きにくさやお尻・お腹の支える力がそのままだと、また腰に負担が集まりやすいと考えられています。繰り返す場合は、痛みのケアだけでなく動きや使い方の見直しが役立つとされています。

温めた方がよいですか、冷やした方がよいですか?

急に強く痛めた直後と、落ち着いてからでは対応が変わることがあると言われています。判断に迷うときは自己流で続けず、一度ご相談いただくと安心です。

伊藤 聡史伊藤 聡史

急な腰の痛みは、その場の処置だけで終わらせず、なぜ負担が集まったのかを整理することが大切だと考えています。繰り返してお困りの方は、無理せず一度ご相談くださいね。

症例をさらに深掘り

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

急に腰が痛くなった(急性腰痛)、なぜ繰り返すのか。症例をスタッフで検討

施術担当者

伊藤 聡史
とんとん整骨院 ときわ台店

経歴

愛媛県出身。中学・高校では陸上長距離に熱中する一方、ケガに悩まされた経験から治療家の道へ。症状により気持ちまで後ろ向きになってしまう方を減らしたいという思いを持ち、患者様の症状に誠実に向き合っている。
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