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腰椎椎間板ヘルニア

長く続いたお尻〜脚の灼熱感・しびれが施術を経てやわらいだ例

長く続いたお尻〜脚の灼熱感・しびれが施術を経てやわらいだ例

主訴

慢性的な左臀部~下肢の痛み、灼熱感
患者様: 女性 (60代)
来院日: 2022年07月

患者様はデスクワーク中心の仕事に従事されており来院時は離職中、ご来院時の1年前、臀部から足部への痛みを自覚されていました。歩き始めると症状が増強し、杖が必要なほどで、外出もままならず、仕事も辞めざるを得ない状態でした。 その際、整形外科では「ヘルニア」と言診断され、手術を受けられていましたが、痛みが引かない状況でした。 お仕事も開始されたいとの事でしたが、痛みが緩和せず、困っていたとの事で当院へ来院されました。

当院の評価

患者様への説明

お腹周り、臀部の筋力の低下により、股関節周囲の筋肉に過剰な負担がかかり、股関節の動きに制限がかかっている状態でした。その結果、腰部が過剰に頑張ってしまった事で、神経の圧迫を起こし、足への症状が出ていると考えられました。

日常動作・解剖学的動診

立位、歩行動作:下肢への痛み、灼熱感

身体機能評価

股関節の外転、伸展制限、体幹筋群(腹部・臀部)の筋出力低下

判断

股関節と体幹の連動性低下が腰部へ過剰な負担をかけている状態と判断しました。

施術の様子

患者様への説明

この方は、お腹やお尻の筋力低下から股関節まわりに過剰な負担がかかり、股関節の動きが制限されてお尻から脚の症状につながっていました。股関節まわりをゆるめ、体幹・お尻を使えるようにして、負担を分散する方針で進めました。

専門的内容

股関節可動域の確保の為、屈筋郡・外転、内転筋郡への手技、ストレッチ、体幹・臀部の筋出力向上の運動療法

施術の経過

初期

痛みが出るまでの時間が伸び、家の中の動きであればできるようになり、症状を感じる頻度も減ってきました。

中期

杖無く最寄り駅まで歩けるようになりました。3,000歩位の移動は出来るようにもなりました。

後期

長く続いたお尻から脚の痛みや灼熱感が落ち着いてきています。座位が多い方のため、再発予防として股関節の柔軟性と体幹・臀部の筋力づくりを続けています。

鈴木 英二
鈴木 英二

長く続くお尻から脚の痛みや灼熱感でも、お腹・お尻の筋力低下と股関節の制限が背景にあることがあります。この方もその土台が影響していました。丁寧に整えられたことが変化につながった症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 3,740円 + 電気治療 1,650円

2回目以降の料金

施術 7,480円 + 電気治療 990円

通院の目安

施術回数

12回~20回

施術期間

3~6ヶ月

※料金は、施術内容やご提案(物理療法・テーピング・鍼灸など)によって幅があり、掲載している金額は施術当時の実額です。現在の基本料金の考え方は 料金のご案内 をご覧ください。
この症状について お尻から脚の痛み・灼熱感の原因とセルフケア

ここでは、この症例の記録とは別に、「臀部から下肢にかけての痛みや灼熱感がある」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を順にたどります。

お尻から脚に痛みやしびれが出るのはどうして?

お尻から太ももやふくらはぎへ広がる痛み・しびれは、腰やお尻まわりの神経の通り道にかかる負担と関係があると言われています。腰の反りすぎやお尻の奥の筋肉の硬さ・股関節の動きが背景にあると考えられる場合もあり、痛む場所と原因の場所が一致しないこともあるとされています。

ここがポイント

お尻から脚にかけての症状には、腰のほか、お尻の奥の筋肉や股関節の動きが関わっていることがあります。しびれの強さや範囲を確かめつつ、負担の出どころを探っていくことが大切だと考えられています。

鈴木 英二鈴木 英二

脚のしびれは不安が大きいと思います。腰なのかお尻なのか、どの動きで強まるのかをたどっていくと、負担の出どころが見えてくることがあります。しびれの変化はゆっくり丁寧に追いかけていきます。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • お尻から太ももやふくらはぎに痛み・しびれがある
  • 座り続ける・前かがみになると症状が強まる
  • お尻の奥に硬さがあり、押すと響く感じがする
  • 症状が片脚に出やすい

ご自宅でできる工夫

一般的なセルフケアでは、次のような工夫が知られています。

  • 症状が強くなる姿勢を一時的に避ける
  • お尻や股関節まわりをゆっくり動かす・ストレッチする
  • 長時間同じ姿勢を続けず、こまめに体勢を変える

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

お尻や脚の症状の多くは時間とともに和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 脚に力が入りにくい、つまずきやすくなった
  • 両脚にしびれが広がる、症状が急に強くなった
  • 排尿・排便のしにくさなど、いつもと違う変化がある
  • 安静にしていても強く痛む、夜間に痛みで目が覚める

よくある質問

しびれがある間は、動かさずにいた方がよいですか?

一般には、安静にしすぎるよりも症状が強くならない範囲で体を動かすことが役立つと言われています。ただし力が入りにくい、しびれが広がるといった場合は医療機関にご相談ください。

腰よりも、お尻や股関節を調べるのはなぜですか?

お尻から脚にかけての症状には、神経の通り道にあたるお尻の奥の筋肉や股関節の状態が関わる場合があると言われています。そのため痛む場所に限らず、その周囲もあわせて調べていきます。

しびれの回復には時間がかかると聞きましたが、本当ですか?

しびれは痛みと比べて、変化を感じるまでに時間がかかることがあると言われています。気になる変化があれば早めにご相談ください。

鈴木 英二鈴木 英二

お尻や脚のしびれは長引くと不安になりますよね。どこに負担が集中しているのかを順にたどることで、見通しが立ちやすくなります。気になるときは無理せずご相談ください。

症例をさらに詳しく

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

お尻から足のしびれ、原因は股関節と腰の反りすぎか。症例をスタッフで検討

施術担当者

鈴木 英二
とんとん整骨院 東武練馬店

経歴

東京都出身。飲食業界で約16年勤務した後、人の笑顔や感謝に関わる仕事をしたいという思いから治療家の道へ。専門学校に通いながら整体チェーンで経験を積み、現在は知識と技術を磨きながら、患者様の生活の質向上をサポートしている。
監修:瀬谷崎 将也(とんとん整骨院 代表・柔道整復師)
症例の掲載方針

症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。

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