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肩こり

首から肩の痛みが施術を経てやわらいだ例

首から肩の痛みが施術を経てやわらいだ例

主訴

動かすと右頚が痛む
患者様: 女性 (70代)
来院日: 2026年04月

当院の評価

患者様への説明

スマホを見ている時間が長く、姿勢が崩れています。いわゆる猫背の姿勢、かつ頭が前方に出ている状態が続いていることで、頸部後面から肩に負担が掛かり、症状を誘発した可能性があります。

日常動作・解剖学的動診

【日常動作】 肩をすくめる 上を向く 振り返る 【解剖学的動診】 頚部の伸展、屈曲、側屈、回旋

身体機能評価

頸椎側屈・回旋、屈伸の痛みによる可動域制限 僧帽筋の筋出力低下

判断

頭部前方変位にあわせ、肩甲骨が外下方に位置していることで頸部に過剰な負担が掛かっていた可能性がある。が主な原因である可能性があると判断しました。

施術の様子

患者様への説明

この方は、スマホ姿勢などで頭が前に出て猫背が続き、首の後ろに負担が集中していました。肩甲骨まわりの動きを引き出し、胸や首まわりをゆるめて、首への負担を減らす方針で進めました。

専門的内容

【手技療法】 上腕二頭筋のストレッチ 肩甲骨モビライゼーション 小胸筋、前鋸筋のリラクゼーション 【運動療法】 僧帽筋中部トレーニング 【セルフケア指導】 ゲーム時間の調整、姿勢の改善、頸部、僧帽筋のトレーニング

施術の経過

初期

1回〜3回 いつも通りの生活に戻った

中期

4回〜5回 症状が、戻ることなく良い状態をキープしている

後期

動かしたときの首の痛みが落ち着いてきています。日常で下を向く時間が長い方のため、再発予防として姿勢づくりと肩甲骨まわりのケアを続けています。

鈴木 英二
鈴木 英二

急に出た首の痛みも、頭が前に出た姿勢で首の後ろに負担が積み重なることが背景にあることがあります。この方も猫背・頭部前方の姿勢が影響していました。姿勢と肩甲骨の動きを整えたことで、無理なく変化につながった症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 3,740円 + 物理療法 1,650円

2回目以降の料金

施術 6,480円

通院の目安

施術回数

3〜8回

施術期間

約1〜2ヶ月

※料金は、施術内容やご提案(物理療法・テーピング・鍼灸など)によって幅があり、掲載している金額は施術当時の実額です。現在の基本料金の考え方は 料金のご案内 をご覧ください。
この症状について 動かすと痛む首や振り向きにくさの原因とセルフケア

ここでは、この症例の記録とは別に、「動かすと右の首が痛む」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を確認します。

首や肩のこり・痛みはなぜ生じる?

首や肩のこり・痛みには、うつむく姿勢を長く続けることや、肩甲骨まわりの動きの少なさが関係していると言われることがあります。頭はそれ自体がかなり重く、前に出た姿勢が続くと首の後ろや肩の筋肉へと負担が偏りがちと考えられています。スマホやパソコンに触れる時間の長さが背景となることも多いとされています。

ここがポイント

首肩のこりは、首だけでなく、肩甲骨の動き方や姿勢のくせが関わっていることがあります。首に加えて、背中や肩甲骨のあたりまで見直すことが役立つと考えられています。

鈴木 英二鈴木 英二

首だけをほぐしても戻ってしまう、という方は少なくありません。肩甲骨の動きや、頭が前に出ていないかという姿勢もあわせてチェックすると、負担の出どころが見えやすくなることがあります。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • デスクワークやスマホで、長くうつむく時間がある
  • 夕方になると首や肩が重く・痛くなる
  • 肩甲骨まわりが動きにくい・硬い感じがする
  • 頭が前に出た姿勢になりやすいと言われる
  • こりに加えて頭が重く感じることがある

ご自宅でできる工夫

一般的なセルフケアとして、次のような工夫が知られています。

  • 30分〜1時間に一度は画面から目を離し、姿勢を変える
  • 肩甲骨を寄せる・回すように軽く動かす
  • 画面の高さを上げ、うつむきすぎない環境にする

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

首肩のこりの多くは姿勢の工夫で和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 腕や手にしびれ・力の入りにくさがある
  • 強い頭痛やめまい、吐き気を伴う
  • 安静にしていても強く痛む、急に強くなった痛み
  • 発熱を伴う、または転倒など強くぶつけた後の痛み

よくある質問

こりを感じたら、首や肩はもむべきですか?

もんだ後しばらくは楽に感じることがありますが、姿勢や肩甲骨の動きが変化しないと戻りやすいと言われています。日々のケアと環境の見直しを両立させることが現実的とされています。

つらいのは首なのに、背中や肩甲骨を確認する意味はありますか?

首の負担のかかり方は、肩甲骨の動きや背中の姿勢に左右される場合があると言われています。そのため首とその周囲を、あわせて確かめます。

こりに伴う頭の重さは、関係があるのでしょうか?

頭の重さと、首の後ろの筋肉の緊張が結びつくと言われることがあります。ただし強い頭痛やしびれを伴う場合は、別の原因の可能性もあるため医療機関にご相談ください。

鈴木 英二鈴木 英二

首肩のこりは当たり前になってしまいがちですが、姿勢や肩甲骨の動きを切り分けると軽く感じられることがあります。我慢が続くときは無理せず一度ご相談くださいね。

症例をさらに詳しく

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

高齢で首を動かすと痛い、振り向きにくい首をどう考えるか。症例をスタッフで検討

施術担当者

鈴木 英二
とんとん整骨院 東武練馬店

経歴

東京都出身。飲食業界で約16年勤務した後、人の笑顔や感謝に関わる仕事をしたいという思いから治療家の道へ。専門学校に通いながら整体チェーンで経験を積み、現在は知識と技術を磨きながら、患者様の生活の質向上をサポートしている。
監修:瀬谷崎 将也(とんとん整骨院 代表・柔道整復師)
症例の掲載方針

症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。

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