首こりでめまいがする?ふわふわするめまいの原因と病院で診てもらう目安
病院受診の目安
めまいは、耳・脳・首の順で確かめる
首や肩がこると頭がふわふわする、足元が不安定になる。首こりと連動するめまいは確かにあります。ただ、めまいには耳の病気や脳の病気が隠れていることがあり、そちらを先に確かめるのが正しい順番です。どんなめまいなら病院で診てもらった方がよいのか、そして首と関係するめまいはどんなものか。順にたどっていきます。
パソコン作業が続いた夕方、首や肩のこりと一緒に頭がふわっとする。回転するというよりは、ふらつく、地に足がつかない感じ。こうしためまいのご相談は、整骨院でもめずらしくありません。
「首のこりのせいだと思うので、揉んでもらえば治りますよね」と言われることもあります。その可能性はあるのですが、めまいだけは、先に確かめておきたいことがあります。
めまいの出どころは、大きく3つに分かれる
めまいの原因は、大きく分けると耳・脳・それ以外(首、自律神経、血圧など)の3つです。
耳のめまいは、ぐるぐる回る回転性が特徴です。寝返りや起き上がりなど頭の位置を変えた瞬間に数十秒だけ回る良性発作性頭位めまい症(BPPV・ビーピーピーブイ)、聞こえの変化や耳鳴りを伴うメニエール病などがあります。頻度としては、めまいの多くがこの耳のタイプです。
脳のめまいは数としては少ないものの、脳梗塞や脳出血のサインであることがあり、いちばん急ぎます。特徴は、めまい以外の症状を伴うことです。
そして、どちらでもないふわふわした浮動感。首や肩のこり、姿勢、目の疲れ、自律神経の乱れ、血圧の変動などが関係することがあり、首こりと連動するめまいはここに入ります。
まなぶ先生
教子先生
瀬谷崎
病院で診てもらいたいサイン
次のような特徴があるめまいは、首のケアより先に、医療機関で診てもらってください。
- ろれつが回らない、物が二重に見える、顔や手足のしびれ・動かしにくさを伴う
- 経験したことのない激しい頭痛と一緒に出た
- 立っていられないほど強い回転性のめまいが続く
- 聞こえにくさ、耳のつまり感、耳鳴りを伴う
- 寝返りや起き上がりのたびに、ぐるぐる回るめまいを繰り返す
- 動悸や息切れ、失神しそうな感じを伴う
めまいに、ろれつの回りにくさ・物が二重に見える・手足や顔のしびれや脱力・激しい頭痛のいずれかを伴うときは、脳の病気の可能性があります。様子を見ずに、すぐ救急を受診してください。
まなぶ先生
教子先生
瀬谷崎
とんとん整骨院では、順番を確かめてから首に触れます
とんとん整骨院・整体院では、めまいを伴うご相談のとき、まず上のサインがないか、耳鼻科や脳の検査を受けたことがあるかをうかがいます。気になるサインがあれば、施術より先に医療機関をご案内します。
病院で耳や脳に問題がないと確認されたうえで、首こりの強さとめまいの波が連動しているタイプについては、首や肩まわりの筋肉の状態、姿勢、目の使い方まで含めて確認しながら施術で対応していきます。デスクワークの姿勢や睡眠の状態など、生活側の要因も一緒に見ていきます。
ろれつ・物の見え方・しびれや脱力・激しい頭痛を伴うめまいはすぐ救急へ。聞こえの変化や耳鳴りを伴う、頭の位置で回るめまいを繰り返すときは耳鼻咽喉科へ。検査で問題がなく、首こりと連動するふわふわ感は整骨院でご相談ください。
施術者がこのめまいをどう位置づけているか、専門向けの視点はこちらで解説しています。
頚性めまいを考える。除外診断としての位置づけとBPPV・中枢性の鑑別
ふわふわの原因は、消去法で絞りこめる
めまいは、原因の候補が多い症状です。だからこそ、危ないものから順に確かめて消していく消去法が役に立ちます。脳のサインがあればすぐ救急へ。耳の特徴があれば耳鼻咽喉科へ。そのどちらでもなく、首こりと一緒に波が来るふわふわ感なら、首や姿勢からの改善に取り組む価値があります。
瀬谷崎
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