足の裏や内くるぶしの下がしびれるのはなぜ?足根管症候群の考え方
症状コラム
足の裏のしびれ、その理由
足の裏や内くるぶしの下がしびれる、焼けるように痛い、立ったり歩いたりすると強くなる。足根管症候群かな、と思っていませんか。多くは靴やインソールの工夫、足を休めることで和らいでいきます。ここではしびれる理由・家でできること・受診の目安・よくある疑問までをまとめました。
足の裏がジンジンしびれる、内くるぶしの下から足裏にかけてピリピリする。立ち仕事やよく歩いたあとに強くなる。手のしびれで知られる手根管症候群の、足版のような症状です。まずは「なぜしびれて、どうすればいいか」を見ていきます。
まなぶ先生
教子先生
瀬谷崎足根管症候群って、どんな状態?
内くるぶしの下には、神経が通る「足根管」というトンネルがあります。ここで神経(後脛骨神経)が圧迫されると、足の裏にしびれや焼けるような痛みが出ます。これが足根管症候群です。
立ったり歩いたりすると強くなり、休むと和らぐことが多いのが特徴です。扁平足や足が内側に倒れやすい人、立ち仕事の人に起こりやすく、まれに内くるぶしの下のしこり(ガングリオンなど)が原因のこともあります。
なぜ起きるのか
- 扁平足や、足が内側に倒れやすい(回内)
- 立ち仕事・長時間の歩行
- 合わない靴
- 内くるぶしの下のしこり(ガングリオンなど)が神経を押す
- 足首のケガのあと
おうちでできること
足への負担を減らし、足の形を支えるのが基本です。やりすぎず、症状と相談しながら続けてください。
- インソール:アーチを支える中敷きで、足の倒れ込みを抑える
- 靴を見直す:足に合い、支えのある靴を選ぶ
- 足を休める:立ち時間や歩く距離を調整する
- 足首・足裏をやさしく動かす:痛くない範囲で
- 強いしびれのときは無理をしない
足の倒れ込みを支えると、神経への引っぱりがやわらぐことがあります。インソールや靴の見直しと、足を休めることをセットで。しびれが強い、足に力が入りにくいと感じたら、様子を見すぎず受診してください。
こんなときは早めに相談を
しびれが強い・一日中続く/足の指や足裏に力が入りにくい/内くるぶしの下にしこりがある/両足が左右対称にしびれる/糖尿病がある。こうしたときは、自己流のケアを続けず、整形外科や内科など医療機関にご相談ください。神経の圧迫や全身の病気のこともあります。
よくある質問
Q. 足根管症候群は自然に治りますか?
足の形を支えたり負担を減らしたりで和らぐことがあります。ただし、しこりが原因のときや症状が強いときは、保存療法だけでは難しいこともあります。
Q. 血行が悪いだけではないのですか?
冷えや血行も関係しますが、神経の圧迫が原因のこともあります。靴やインソールの工夫で変わらないときは受診で確かめましょう。
Q. インソールは効きますか?
扁平足や足が内側に倒れる方では助けになることがあります。合うものを専門家に相談すると安心です。
Q. 手のしびれ(手根管)と関係ありますか?
仕組みは似ていますが別の場所です。両方ある場合や、左右対称のしびれは、全身の原因も考えて受診しましょう。
「血行のせい」で済ませない
足根管症候群は、血行だけのせいにせず、足の形や靴を見直すことで和らぐことが多い症状です。足裏のしびれが続く・足に力が入りにくいと感じるときは、一度ご相談ください。
瀬谷崎













