メニュー

ご来店・ご予約

店舗一覧・アクセス 料金について はじめての方へ 交通事故・むちうち

当院を知る

症例を見る スタッフ紹介 患者様の声 当院について

症状から探す

お悩みナビ(症状別) コラム・検査ガイド

その他

お問い合わせ

整骨院やマッサージで腰痛が良くならないときは?病院で確かめたいサインと受診の目安

通い続ける前に、確かめたいことがある

腰や背中の痛みの多くは、時間の経過や施術・セルフケアで少しずつ和らいでいく良性のものです。ただ、何週間通っても変わらない、むしろ悪くなっている、夜も痛む。そんなときは「もっと合う施術を探す」より先に、病院での確認をはさみたい場面があります。切り替えのサインと受診の目安を解説します。

整骨院や整体、マッサージに通っているのに腰痛が良くならないと、「施術が合っていないのかな」「別のお店を探そうかな」と考えますよね。実際、施術との相性で経過が変わることはあります。

ただ、その前にひとつ知っておいてほしいことがあります。「順調に良くなっていかない」こと自体が、体からの大切な情報だということです。ほとんどの腰痛は数週間で峠を越えます。そこから外れた経過をたどるときは、施術の腕や相性の話ではなく、別の原因が隠れていないかを一度確かめる場面かもしれません。

「変わらない痛み」は体からの情報

腰痛や背中の痛みのうち、重い病気が原因のものはごく一部です。だから、痛みが続くたびに怖がる必要はありません。

一方で、筋肉や関節の痛みには「動きや姿勢で変わる」「時間とともに和らぐ」という性質があります。施術やセルフケアを続けても何週間も横ばい、あるいは少しずつ悪化していく。動きと関係なく痛む。夜、痛みで目が覚める。こうした経過は、その性質から外れています。外れた分だけ、病院で確かめる価値が上がっていく、と考えてください。

まなぶ先生 まなぶ先生

「もう3か月いろんな整体に通ったけど変わらなくて」と、何院も回ってから来られる方がいます。がんばって探し続けた結果なんですよね。

教子先生 教子先生

「病院に行くほどではないと思って」という声もよく聞きます。施術を受けている安心感で、受診が後回しになりやすいんです。

瀬谷崎 瀬谷崎

探し続ける努力は否定しません。ただ、私たちの側から見ると、施術で順当に変わっていかない痛みは「施術で見てよいものか」を考え直すサインです。とくに、夜間の痛みやがんの治療歴などが重なるときは、次のお店ではなく、先に整形外科での確認をおすすめしています。確認して問題がなければ、安心して施術に戻れますから。

病院での確認に切り替えたいサイン

次のことが「良くならない痛み」に重なるときは、施術で様子を見るのをいったん止めて、整形外科など医療機関で確かめてください。

  • 数週間、施術やセルフケアを続けても痛みが横ばい、または少しずつ悪化している
  • 動きや姿勢と関係なく痛む。夜、痛みで目が覚める。じっとしていても楽にならない
  • がんの治療をしたことがある(何年前のことでも)
  • ダイエットをしていないのに体重が減ってきた。発熱や強いだるさを伴う
  • 足のしびれや力の入りにくさが出てきた、広がってきた
  • 尿や便が出にくい・もれる、お尻まわりの感覚が鈍い(このサインだけは急いで受診を)
知っておきたい

どれか1つに当てはまったら危険、という話ではありません。夜に痛むだけ、50歳以上というだけで重い病気とは言えません。大事なのは「重なり」です。良くならない経過に、既往・全身の変化・神経の症状が重なるほど、確認の優先度が上がります。

がんの治療歴は、整骨院にも伝えてほしい

腰や背中の痛みでは、過去のがんの治療歴が、痛みの解釈を大きく変えます。がんの種類によっては、時間がたってから背骨に転移して痛みを出すことがあるためです。

「もう治ったから関係ないと思った」「整骨院で言うことではないと思った」。そう考えて伝えない方は少なくありません。でも、治療歴があるかどうかで、同じ腰痛でも見るべきポイントが変わります。問診票に書く場所がなくても、口頭でかまいませんので教えてください。

背骨への転移がどんな痛み方をするかは、こちらで詳しく解説しています。

その腰や背中の痛み、がんと関係ある?転移性脊椎腫瘍のサインと病院受診の目安

とんとん整骨院では、こう対応しています

とんとん整骨院・整体院では、初回に痛みの経過と一緒に、大きな病気の既往、現在通院中の病気、発熱や体重の変化などの全身の状態をうかがいます。そして施術を始めたあとも、経過が想定どおりに進んでいるかを毎回確認します。

想定から外れていく痛みや、上のサインが重なる方には、施術の回数を増やすのではなく、医療機関での確認を先にご案内します。施術で抱え込まないことも、私たちの仕事の一部だと考えています。

受診の目安

施術やセルフケアを数週間続けても変わらない・悪化する腰や背中の痛みで、夜間の痛み・がんの治療歴・体重減少や発熱・しびれや脱力のどれかが重なるときは、整形外科で確認を。尿や便の異常を伴うときは急いで受診してください。確認後の施術やセルフケアは整骨院でご相談ください。

施術と病院は、対立ではなく役割分担

病院で確認をすすめられると、「施術を断られた」と感じるかもしれません。でも実際は逆で、原因がはっきりするほど、施術も安心して進められます。良くならない痛みを抱えて次のお店を探し続けるより、一度確かめてから戻ってくる。それがいちばんの近道になることがあります。

瀬谷崎 瀬谷崎

ご相談のときは、いつからの痛みか、どう変化してきたか、これまで受けた施術や検査、大きな病気の既往を教えてください。受診したほうがよい状態なら、率直にそうお伝えします。

瀬谷崎将也
株式会社とんとん/とんとん整骨院 代表。臨床系セラピストスクール「ANOアカデミー」主宰。

とんとん整骨院 代表。柔道整復師として、都内に鍼灸整骨院4店舗・鍼灸院1店舗を運営。多くの患者と関わる中で、「痛み」や「慢性疼痛」への深い理解の必要性を痛感し、EBM(根拠に基づく医療)・バイオメカニクス・BPSモデル(生物心理社会モデル)を軸とした臨床を実践。その知見をもとに、臨床系セラピストスクール「ANOアカデミー」を主宰し、セミナー運営など施術者の育成・教育にも精力的に取り組んでいる。

読みもの

症例カンファレンス

症状コラム

施術・検査ガイド

とんとんブログ

交通事故・むちうちの方