股関節がポキッと鳴るのは大丈夫?引っかかる感じの考え方
症状コラム
股関節のポキ、心配したほうがいい?
脚を動かすと股関節がポキッと鳴る、引っかかる感じがする。これって大丈夫、と不安になっていませんか。痛みがなければ、多くは心配のいらないことがほとんどです。ここでは鳴る理由・気をつけたいとき・家でできること・よくある疑問までをまとめました。
脚を上げたり回したりすると、股関節のあたりでポキッ、コキッと音がする。外れそうな感じがする。気になりますよね。多くは腱やすじが骨の出っぱりを乗り越えるときの音で、痛みがなければ心配のいらないことが多いものです。
まなぶ先生
教子先生
瀬谷崎弾発股って、どんな状態?
脚を動かしたときに、股関節のあたりで腱やすじ(帯状の組織)が、骨の出っぱりを乗り越える際に「ポキッ」と音や引っかかりが出るものを弾発股といいます。外側(脚の付け根の横)で鳴るタイプと、脚の付け根の奥のほうで鳴るタイプがあります。
多くは痛みを伴わず、悪い病気というより「動きのクセ」に近いものです。一方で、痛みや強い引っかかりを伴うときは、別の原因が隠れていることもあります。
なぜ鳴るのか
- 腱やすじが骨の出っぱりを乗り越える:いちばん多い理由
- 体がやわらかい人・よく動かす人:ダンスや陸上など
- 股関節まわりの筋肉のかたさやバランス
- 同じ動きの繰り返し
おうちでできること
痛みがなければ、無理に音を止めようとしなくて大丈夫です。気になる場合は、股関節まわりをやわらかく保つ工夫が助けになります。
- 股関節まわりを伸ばす:お尻や脚の付け根を、痛くない範囲でストレッチ
- お尻の筋肉を働かせる:横向きで脚を持ち上げる運動など
- 同じ動きを繰り返しすぎない:スポーツのあとはケアを
- 痛みがあるときは無理をしない
痛みのない「鳴るだけ」の弾発は、無理に止めようとして強く動かす必要はありません。気になるなら股関節まわりをやわらかく保つ程度で十分です。痛みや引っかかりが出てきたら、様子を見すぎず相談しましょう。
こんなときは早めに相談を
鳴るときに痛みがある/引っかかって動きが止まる(ロックする)/脚の付け根の痛みが続く/スポーツで支障がある。こうしたときは、ただの弾発と決めつけず、整形外科など医療機関にご相談ください。股関節の中の組織が関係していることもあります。
よくある質問
Q. 股関節が鳴るのは放っておいて大丈夫ですか?
痛みがなければ、多くは心配のいらないものです。痛みや引っかかり、ロックを伴うときは相談してください。
Q. 音を止めることはできますか?
股関節まわりをやわらかく保つと和らぐことがありますが、無理に止めようとしなくて大丈夫です。痛みがなければ気にしすぎないことも大切です。
Q. 放っておくと股関節が悪くなりますか?
痛みのない弾発が、そのまま悪い病気に進むとは限りません。ただし痛みや引っかかりが出てきたら、早めに相談しましょう。
Q. スポーツは続けていいですか?
痛みがなければ続けて構わないことが多いですが、痛みや支障が出るなら負荷を調整し、相談してください。
「鳴る」より「痛みがあるか」
弾発股は、鳴ること自体より、痛みや引っかかりがあるかどうかが大切です。痛みのない音は気にしすぎなくて大丈夫なことが多いですが、痛みや引っかかりが気になるときは一度ご相談ください。
瀬谷崎













