とんとん整骨院の面接では何を見ているのか?採用で大切にしている基準
セラピスト向け
面接で見ているのは、うまく話せるかだけではありません
とんとん整骨院の面接は、少し回数が多いです。それは、求職者をふるい落としたいからではなく、入社後にお互いが不幸にならないように、できるだけ丁寧に確認したいからです。
採用面接で何を見ているのか、面接回数が多い理由や大切にしている基準について話しています。
採用で一番避けたいのは、入社後のミスマッチです。能力の高さだけでなく、素直に学べるか、コツコツ続けられるか、院の基準と合うかを丁寧に見ています。
就職や転職の面接というと、どうしても「うまく答えなきゃ」と思います。
自己PRを整えて、志望動機を作って、短所もいい感じに言い換える。
もちろん、準備は大事です。
ただ、とんとん整骨院の面接で見たいのは、面接用に作られたきれいな答えだけではありません。
むしろ、普段どう考えているのか。過去にどう動いてきたのか。うまくいかなかった時に、どう向き合う人なのか。
そこを見たいと思っています。

まなぶ先生

瀬谷崎
面接が多い理由
とんとん整骨院の面接は、他社と比べると回数が多い方だと思います。
これは、採用を厳しく見せたいからではありません。
一番避けたいのは、カルチャーに合わない人を勢いで採用してしまうことです。
優秀な人を一人取りこぼすことも、もちろん残念です。
でも、院の考え方や基準と合わない人が入ってしまうと、本人もしんどいし、周りのスタッフもしんどくなります。
採用は、入れることより、入った後に続けられるかを見た方がいいです。
採用は、会社側だけの判断ではありません。
応募する側にとっても、自分の人生やキャリアに関わる大きな選択です。
だから、面接の中でこちらの良いところだけを見せるのではなく、しんどいところや課題も伝えます。
その上で、お互いに「ここで頑張れそうか」を確認したいのです。
未来の話より、過去の行動を見る
面接では、将来の夢や自己PRを聞くこともあります。
ただ、それだけでは分かりません。
面接では、誰でも良いことを言えます。
「頑張ります」
「素直に学びます」
「患者さんのために働きたいです」
どれも大切な言葉ですが、言葉だけでは判断できません。
大事なのは、過去にどう行動してきたかです。うまくいかなかった時、意見が食い違った時、目標に届かなかった時に、どんな動き方をしたのかを確認します。
たとえば、上司や先輩から納得できない指摘を受けた時にどうしたのか。
目標を達成できなかった時に、どう振り返ったのか。
チームでうまくいかなかった時に、自分のどこを見直したのか。
こういう過去の行動には、その人の素直さや粘り強さが出ます。
面接用のきれいな答えは、意外と見えます
面接用の答えは、悪いものではありません。
準備してくれているのはありがたいですし、言葉を整理する力も大切です。
ただ、あまりにも整いすぎた答えだけだと、その人の実際の姿が見えにくくなります。
たとえば、短所を聞かれて「ひとつのことに集中しすぎて周りが見えなくなるところです」と答える。
よくある答えです。
でも、それが実際にどんな場面で出たのか。周りにどんな影響があったのか。どう改善したのか。
そこまで聞くと、急にその人らしさが出ます。

まなぶ先生

瀬谷崎
面接で着飾りすぎると、仮に入社できても、後で苦しくなることがあります。
本当の自分よりかなり良く見せて入ると、入社後もその自分を演じ続けなければいけません。
採用側も、求職者側も、そこは無理をしない方がいいと思っています。
能力より、続けて頑張れるか
とんとん整骨院の採用で、圧倒的な能力を求めているわけではありません。
もちろん、勉強している人や経験のある人は強いです。
でも、最初から全部できる必要はありません。
むしろ大事なのは、分からないことを分からないと言えるか。
できないことを練習できるか。
指摘を受けた時に、必要以上に拗ねず、改善に向かえるか。
ここです。
| 見ていること | 理由 |
|---|---|
| 素直さ | 指摘を受け止められないと、臨床も教育も前に進みにくい |
| 粘り強さ | 技術や問診は、短期間で急に完成するものではない |
| 過去の行動 | 面接用の言葉より、実際の行動にその人らしさが出る |
| カルチャーフィット | 院の基準と合わないと、本人も周りも苦しくなる |
下手でも、練習すれば上手くなります。
知らないことも、学べば増えます。
でも、学び続ける姿勢や、指摘を受けた後の振る舞いは、かなり大事です。
良いところだけではなく、しんどいところも伝える
面接では、とんとん整骨院の良いところだけを話すわけではありません。
むしろ、しんどいところも話します。
臨床の基準があること。
練習が必要なこと。
評価や説明を曖昧にしないこと。
自分の課題と向き合わなければいけないこと。
ここを隠して採用しても、入社後にギャップが出ます。
採用したいから良いことだけを言うのではなく、入社後に本当に頑張れるかを一緒に確認したいからです。しんどい部分を知った上で選んでもらうことが大切です。
面接で「大丈夫です」と言ってくれても、その場の緊張や勢いで答えていることもあります。
だから、少し時間を置いてもう一度確認することもあります。
冷静になっても気持ちが変わらないか。
本当にこの環境で頑張れそうか。
そこまで確認するのは、かなり地味ですが、お互いのためだと思っています。
不採用でも、できるだけフィードバックする
不採用になった方に対して、可能な範囲でフィードバックをすることがあります。
これは、上から目線で評価したいからではありません。
せっかく時間を使って応募してくれたなら、次の面接や職場選びに少しでも役立つものを持って帰ってほしいからです。
面接でどんな印象を受けたのか。
どの回答から、どんな懸念を感じたのか。
どういう部分が合わないと判断されたのか。
こういうことは、本人にとっては聞きづらいですが、成長の材料になることがあります。
不採用は、その人の価値を否定することではありません。今回は合わなかった、というだけのこともあります。
採用は、合う・合わないがあります。
とんとん整骨院に合わなかった人が、別の職場ではすごく活躍することもあります。
だから、不採用もできるだけ誠実に扱いたいと思っています。
とんとん整骨院が大切にしていること
とんとん整骨院では、採用を「人数を増やす作業」とは考えていません。
一緒に働く人を迎えることは、患者さんにも、スタッフにも、院の空気にも関わります。
だから、慎重に見ます。
ただし、完璧な人を探しているわけではありません。
今できないことがあってもいい。
知らないことがあってもいい。
でも、コツコツ学ぶ気持ちがあるか。指摘を受け止められるか。患者さんに誠実に向き合えるか。
そこを大切にしています。
SNSや動画だけでは、院の空気は全部分かりません。良く見える部分も、しんどい部分もあります。気になる方は、実際の現場を見て、スタッフと話して、自分に合うかを確認してほしいです。
面接は、お互いを守るためにある
面接は、会社が一方的に選ぶ場ではありません。
求職者が会社を見る場でもあります。
だからこそ、良いところだけでなく、合わないかもしれない部分も確認した方がいいです。
面接回数が多いと、少し大変に感じるかもしれません。
でも、その時間は、お互いを守るための時間でもあります。
入社してから苦しくならないために。
患者さんに誠実な臨床を届けるために。
一緒に働くスタッフが安心して成長できるために。
採用では、そこを丁寧に見ていきたいと思っています。

瀬谷崎













