足の内側の骨の出っぱりが痛いのはなぜ?有痛性外脛骨の対処と病院受診の目安
病院受診の目安
押すと痛いその出っぱりは、余分な骨かもしれない
足の内側、土踏まずの上あたりに骨の出っぱりがあって、押すと痛い。靴が当たって痛む。運動すると痛む。成長期のお子さんや扁平足の方に多い、有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)の痛みです。多くは靴やインソールの工夫で和らぎますが、なかには病院で確かめたいサインもあります。家でできる対処と、整形外科を受診する目安を解説します。
足の内側の出っぱりが痛いと、「骨が変形したのでは」「手術しないと治らないのでは」と不安になりますよね。とくにお子さんがスポーツのたびに痛がると、続けさせてよいのか迷うと思います。
先にお伝えすると、この痛みの多くは、生まれつきある余分な骨のまわりに負担が集中して起きるもので、負担を減らす工夫で和らいでいくことがほとんどです。そのうえで、「様子を見てよい痛み」と「一度診てもらいたい痛み」の違いを知っておくと、落ち着いて対処できます。
有痛性外脛骨はどんな状態か
足の内側にある舟状骨(しゅうじょうこつ)という骨のそばに、生まれつき「外脛骨」という余分な骨を持つ人がいます。それ自体は珍しいものではなく、痛みがなければ問題ありません。
ところが、足を内側から支える腱(後脛骨筋腱)がこの骨を引っぱったり、靴が当たって圧迫されたりすると、そこに痛みが出ます。これが有痛性外脛骨です。出っぱりを押すと痛く、運動や長い歩行で痛みが強くなります。成長期のスポーツをしているお子さんと、扁平足(土踏まずが低い)の方に多いのが特徴です。
まなぶ先生
教子先生
瀬谷崎
家でできる対処
足の内側への「引っぱり」と「圧迫」を減らすのが基本です。やりすぎず、痛みと相談しながら続けてください。
- インソールで土踏まずを支え、腱の引っぱりを減らす
- 内側が当たらない、ゆとりのある靴に見直す
- 運動量を調整する。痛いときは減らし、急に増やさない
- 痛みが強い時期はアイシングと休息
- 痛みを我慢してのプレー続行は避ける
足が内側に倒れ込むのを支えると、腱の引っぱりがやわらぎます。インソール・靴の見直し・運動量の調整をセットで。成長期は、スポーツを完全にやめるより、痛みに合わせて量を調整するのが現実的です。
整形外科で診てもらいたいサイン
次のようなときは、有痛性外脛骨と思い込まず、整形外科で確かめてもらってください。レントゲンなどの画像で、骨の状態を確認できます。
- 腫れが強い、熱をもっている
- 押していなくてもズキズキ痛む、夜も痛む
- 捻挫のあとから出っぱりの痛みが続いている
- 土踏まずがだんだん低くなってきた(片足だけ扁平足が進む)
- 靴やインソールを工夫しても、痛みが長く続く・悪化する
- 歩くのもつらいほど痛い
足の内側の痛みには、外脛骨のほかに、疲労骨折や、足を支える後脛骨筋腱そのものの障害が隠れていることがあります。とくに大人で片足だけ土踏まずが下がってきた場合は、腱の機能が落ちているサインのことがあるので、放置しないでください。
とんとん整骨院では、こう対応しています
とんとん整骨院・整体院では、足の内側の痛みのご相談では、痛む場所と押したときの反応、足の形(土踏まずの高さ・倒れ込み)、靴、運動量をうかがいます。上のサインに当てはまるときは、先に整形外科での画像確認をご案内します。
有痛性外脛骨と確認できた痛みについては、足の倒れ込みを支える工夫と、ふくらはぎや足まわりの使い方を一緒に見直して、腱の引っぱりが集中しにくい状態を作っていきます。
腫れや熱をもっている・安静でも夜も痛む・捻挫のあとから続く・土踏まずが下がってきた痛みは、整形外科で画像の確認を。確認済みの痛みとの付き合い方、靴やインソール、体の使い方の調整は整骨院でご相談ください。
骨を削るより先に、負担を減らす
有痛性外脛骨は、すぐに手術を考えるより、靴やインソールで内側への負担を減らすことが現実的な近道になりやすい痛みです。そのうえで、腫れや夜の痛みなど気になるサインがあるときは、確かめるための受診をためらわないでください。
瀬谷崎





