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杉生真悟の担当症例

2~3年前から続く慢性的な痛みが気にせず下を向けるようになった事例

2~3年前から続く慢性的な痛みが気にせず下を向けるようになった事例

主訴

仕事中に顔を下を向く動作が痛くてできない
患者様: 女性 (20代)
来院日: 2026年05月

2~3年前から仕事で下を向いてる時間が長く、痛みが強くなる状態でした。

当院の評価

患者様への説明

首が悪いというよりも、肩甲骨の位置が下がり、なで肩になってしまうことが主な原因になっています。肩甲骨から首へついている筋肉が常に伸ばされてしまい緊張が強くなってしまっている状態でした。また背中の筋力も落ちてしまっているためより肩甲骨が引っ張られる状態になっている可能性があります。

日常動作・解剖学的動診

【日常動作】 長時間、下を向く体勢 仕事中の首・肩こりが強くなる 【解剖学的動診】 頸部の屈曲で首の後ろ側に強い突っ張り感 右の側屈で左の強い突っ張り感

身体機能評価

肩甲骨の下制 僧帽筋上部の筋出力低下(筋延長) 特に左肩の下制が強い

判断

肩甲骨の下制と背中の筋力低下により、肩や首への過剰な負担がかかっているが主な原因である可能性があると判断しました。

施術の様子

患者様への説明

この方は、肩甲骨が下がってなで肩になり、肩甲骨から首につく筋肉が引っぱられて下を向く動作で痛みが出ていました。肩甲骨まわりをゆるめ、肩甲骨を支える筋肉を使えるようにして負担を減らす方針で進めました。

専門的内容

【手技療法】 上腕二頭筋や広背筋への手技 肩甲骨モビライゼーション 頸部伸筋群への手技 【運動療法】 僧帽筋上部の筋出力向上の運動療法 【物理療法】 ハイボルト治療 【セルフケア指導】 自宅での上腕二頭筋や広背筋のストレッチ

施術の経過

初期

1回〜3回 動作での痛みが軽減し、仕事中に気になる頻度が減ってきた

中期

4回〜7回 下を向く動作の痛みがほぼ感じなくなり、仕事も以前より集中して出来るようになった。

後期

下を向く動作での首の痛みが落ち着いてきています。下を向く時間が長い方のため、再発予防として肩甲骨まわりのケアと姿勢づくりを続けています。

杉生 真悟
杉生 真悟

下を向くと出る首の痛みは、肩甲骨が下がって筋肉が引っぱられることが背景にあることがあります。この方もなで肩傾向が影響していました。肩甲骨を支える力を整えたことが変化につながった症例です。

料金・通院目安

料金の目安

初回料金

施術 3,740円 + 電気治療 1,650円

2回目以降の料金

施術 7,480円 + 電気治療 990円

通院の目安

施術回数

5〜8回

施術期間

約1〜3ヶ月

※料金は、施術内容やご提案(物理療法・テーピング・鍼灸など)によって幅があり、掲載している金額は施術当時の実額です。現在の基本料金の考え方は 料金のご案内 をご覧ください。
この症状について 下を向く動作がつらい首の痛みの原因とセルフケア

ここでは、この症例の記録とは別に、「顔を下に向ける動作で首が痛む」という状態について、一般的な見方やご自宅でのヒント、医療機関へ相談する目安を見ていきます。

なぜ首や肩はこって痛くなる?

首や肩のこり・痛みは、うつむき姿勢の長さや、肩甲骨まわりの動きの乏しさと関係すると言われています。頭は想像以上に重く、前へ出た姿勢のままだと首の後ろや肩の筋肉へ負担が寄りやすいと考えられています。デスクワークやスマホに費やす時間が関係している場合も多いとされています。

ここがポイント

首肩のこりに、首のほか、肩甲骨の動きや姿勢が関与している場合があります。背中や肩甲骨まで含めて広く見直すことが、首のケアとあわせて役立つと考えられています。

杉生 真悟杉生 真悟

首だけをほぐしても戻ってしまう、という方は少なくありません。肩甲骨がどう動いているか、頭が前に出ていないかまで含めて調べると、負担の出どころに気づけることがあります。

こんな方に気になりやすい(セルフチェック)

次のような項目に心当たりが多い方は、負担が気になりやすい傾向があると言われています。当てはまること自体が異常を意味するわけではありません。

  • デスクワークやスマホで、長くうつむく時間がある
  • 夕方になると首や肩が重く・痛くなる
  • 肩甲骨まわりが動きにくい・硬い感じがする
  • 頭が前に出た姿勢になりやすいと言われる
  • こりに加えて頭が重く感じることがある

ご自宅でできる工夫

一般的なセルフケアとして、次のような工夫が知られています。

  • 30分〜1時間に一度は画面から目を離し、姿勢を変える
  • 肩甲骨を寄せる・回すように軽く動かす
  • 画面の高さを上げ、うつむきすぎない環境にする

痛みやしびれが強いとき、力が入りにくいときは無理に行わず中止し、医療機関にご相談ください。

こんなときは医療機関へ

首肩のこりの多くは姿勢の工夫で和らいでいくと言われていますが、次のような場合は、自己判断せず早めに医療機関を受診してください。

  • 腕や手にしびれ・力の入りにくさがある
  • 強い頭痛やめまい、吐き気を伴う
  • 安静にしていても強く痛む、急に強くなった痛み
  • 発熱を伴う、または転倒など強くぶつけた後の痛み

よくある質問

首や肩のこりは、もんで対処してよいですか?

もむと一時的な楽さを感じることはあるものの、姿勢や肩甲骨の動きに変化がなければ戻りやすいと言われています。ケアだけでなく環境の見直しも合わせるのが現実的とされています。

症状は首なのに、背中や肩甲骨を調べるのはなぜですか?

首の負担と、肩甲骨の動きや背中の姿勢が互いに関わっている場合があると言われています。そのため首のほか、周囲の様子も一緒に調べます。

頭の重さも一緒に出ていますが、こりと関係しますか?

首の後ろの筋肉が緊張していると、頭の重さに影響すると言われることがあります。ただし強い頭痛やしびれを伴う場合は、別の原因の可能性もあるため医療機関にご相談ください。

杉生 真悟杉生 真悟

首肩のこりは当たり前になってしまいがちですが、姿勢や肩甲骨の動きを切り分けると軽く感じられることがあります。我慢が続くときは無理せず一度ご相談くださいね。

症例をさらに詳しく

この症状について、担当者と複数のスタッフで臨床的に検討したカンファレンス記事もあります。評価の進め方や考え方の詳細はこちらをご覧ください。

下を向く作業で首が痛い、うつむき仕事の首肩こりをどう考えるか。症例をスタッフで検討

施術担当者

杉生 真悟
とんとん整骨院 南浦和店

経歴

神奈川県出身。小学校から高校までサッカーに取り組み、捻挫・打撲・骨折など多くのケガを経験。整骨院の先生やトレーナーに支えられた経験から治療家を志し、患者様の痛みや悩みを早期に解決できるようサポートしている。
監修:瀬谷崎 将也(とんとん整骨院 代表・柔道整復師)
症例の掲載方針

症例レポートは、改善した例だけでなく、そうでなかった例も含めて結果を選ばず掲載しています。

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