外傷チームで軟部損傷と固定材を学ぶ。全体練習会から新人・有志練習会へ続いた10月14日の練習会を行いました
午前は全体練習会、午後は新人・有志練習会。外傷チームで軟部損傷の修復過程と固定材を学んだ10月14日の様子です
とんとん整骨院では、定休日の水曜日を使ったスタッフの練習会を続けています。10月14日は、午前に全体練習会、午後に新人練習会と有志の練習会という一日でした。新人の柔道整復師は初めて外傷チームに加わり、軟部損傷の座学と固定材の使い方を学びました。5年目の柔道整復師と鍼灸師は、人数が少なめだった午後の練習会の様子を話してくれています。三人の声とともに、この日の様子をお届けします。
- 午前は全体練習会。午後は新人練習会と有志の練習会
- 新人の柔道整復師が初めて外傷チームに参加
- 軟部損傷の座学。組織が修復していく過程を臨床に落とし込む
- Nスプリント(固定材)の使い方の実習
- 人数は少なめ。そのぶん練習量が増え、熱量の高い一日に
大学で習った組織の修復過程を、臨床の手順につなぐ
新人の小畑は、この日の練習会をこう振り返っていました。
「全体練習会からの新人練習会でした!今日は初めて外傷チームに混ざって軟部損傷の座学とNスプリントの使い方を習いました。大学で習った組織治癒の内容をより細かく知れて、それを臨床に落とし込む基礎を教えていただけて楽しかったし勉強になりました」
軟部損傷とは、捻挫や肉離れ、打撲のように、骨ではなく靭帯(じんたい)や筋肉、腱といった柔らかい組織が傷つくケガのことです。傷ついた組織は、出血と腫れが出る時期、新しい組織が作られていく時期、できた組織が本来の強さに近づいていく時期と、段階を踏んで修復されていきます。柔道整復師の養成課程では、この流れを必ず学びます。
ただ、学校で習うのは、あくまで教科書の順番です。目の前の患者さんのケガが今どの段階にあるのか、その段階で固定を続けるべきか、少し動かし始めてよいのか、施術で何をしてよくて何をしてはいけないのか。座学で習った修復の流れを、こうした判断の手順に置き換えていく作業が、小畑の言う「臨床に落とし込む基礎」です。肉離れは最初の数日で経過が変わるという記事や、足首の捻挫は状況で対処が変わるという記事で書いているように、同じケガでも時期によって対応は変わります。その土台になるのが、この日の座学でした。
固定材は、巻けることより「何のために固定するか」
午後は、Nスプリント(エヌスプリント)と呼ばれる固定材の使い方を実習しました。固定材そのものは道具にすぎません。大事なのは、どの関節を、どの角度で、どのくらいの期間固定するのかを、ケガの種類と修復の段階から決めることです。固定の強さの選び方については、テーピングの強度選択の記事で、固定の範囲をめぐる判断は中手骨骨折の固定範囲で医師の見解が割れたときの記事で、当院の考え方を書いています。
小畑は8月の全体練習会で包帯の確認に取り組んでいました。包帯で固定の基本を身につけ、今回は固定材を加えて選択肢を広げた形です。外傷チームに混ざったのは初めてでしたが、先輩の手元を見ながら、固定の目的を言葉にして確かめる時間になったと思います。
人数が少なくても、熱量は落ちない
東武練馬店の柔道整復師、5年目の大畑はこう話してくれました。
「今日は全体練習会からの午後は有志の練習会でした。人数が少なめで少し寂しい感じがしましたが熱量はすごくとても盛り上がった一日となりました」
鍼灸師の新谷も、全体練習会から午後の水曜定例の練習会まで参加していました。
「今日は全体練習会からの、午後も水曜日定例練習会でした。少人数だったので、たくさん練習できました。体調には気をつけよう」
午後の有志練習会は、参加を義務づけていません。来たい人が来て、自分の課題を持ち寄る場です。だからこそ日によって人数の増減はありますが、9月の少人数の練習会でも書いたように、人数が少ない日は一人あたりの練習時間が長く取れますし、先輩に見てもらえる回数も増えます。大畑が書いた「少し寂しい」と、新谷が書いた「たくさん練習できました」は、同じ午後を別の側から見た言葉です。受け役と施術役を交代しながら進める練習では、人数が少ないほど一人が手を動かす回数が増えます。大畑が「熱量はすごく」と書いていたのも、少ない人数の分だけ、一人ひとりが集中して手を動かしていたからだと思います。
新人が座学から固定の実習へと進む横で、5年目のスタッフも自分の課題に取り組む。経験年数の違うスタッフが同じ部屋で練習しているのが、当院の練習会の日常です。朝から夕方まで練習が続く日もあるので、新谷が最後に書いていたとおり、季節の変わり目は体調にも気を配りながら続けていきます。
見学・採用をご検討中の方へ
とんとん整骨院の練習会では、新人が外傷チームの座学と固定の実習に初めて加わる日もあれば、少人数で自分の課題に集中する日もあります。学校で習った知識を臨床の手順に置き換えていく過程を、先輩と一緒に進められる環境に興味がある方は、採用情報もあわせてご覧ください。





